過去ログ - 異世界に行くとモテモテになる風潮
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148:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:29:52.67 ID:s6GxWFFpo
最終章

女「貴方は誰なの?」

たかし「何を言ってるんだ? 俺はたかしだろ」
以下略



149:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:30:24.96 ID:s6GxWFFpo
たかし「俺はこことは違う別の世界から来たんだ。意識だけ。そしてたかしの中に入ったんだ。俺の名前は勇者」

女「そっかやっぱり本当だったんだね……。信じたくなかった。信じたくなかったけど。本当なんだよね」

たかし「ごめん……」
以下略



150:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:30:52.93 ID:s6GxWFFpo
たかし「ここで約束したら必ず叶うんだよな」

俺は、女に小指を突き出した。

たかし「約束する。必ずたかしを君のもとに戻すって」
以下略



151:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:31:21.15 ID:s6GxWFFpo
そう言えば一つ気になっていたことがあった。どうして女はたかしに惚れたんだろう。見た目はゴブリンなのに。

たかし「女はたかしのどこが好きなの? ほら、たかしの見た目結構あれだし」

女「確かに見た目は悪いよ。でも、私が困ったときは必ず助けてくれるの。たかしは私の騎士様ってところかな」
以下略



152:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:31:59.18 ID:s6GxWFFpo
女「たかしが私を守るようになったのは、テレビで騎士が姫を守るのに影響されて何だよね。可愛いでしょ?」

たかし「そ、そうだね」

女「でも、たかしってば全然助けになれてないの。それに危なっかしくて目が離せなくって、それで」
以下略



153:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:32:25.36 ID:s6GxWFFpo
たかし「それともう一つ。たかしに謝らないといけないことがある」

女「何?」

たかし「エロいもの全部処分しちゃってごめんって言っといてくれ」
以下略



154:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:32:53.65 ID:s6GxWFFpo
女「きゃあつ!!」

地震だ。それも結構大きい。俺は倒れそうになる女を支えて、万が一瓦礫が落ちてきても大丈夫なように楯になった。

たかし「おさまったみたいだね」
以下略



155:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:33:27.06 ID:s6GxWFFpo

たかし「今のって震度どれくらいなんだ?」

女「うーん。大体震度4くらいかな」

以下略



156:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:33:54.50 ID:s6GxWFFpo
たかし「前に地震があったのっていつ?」

女「●月●日だよ」

たかし「やっぱりか……」
以下略



157:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:34:22.65 ID:s6GxWFFpo
たかし「よし、行こう」

放課後になると同時に、俺は昨日の現象の原因となる存在を捜索することにした。まずは屋上に行って、魔力を感じないかやってみることにしよう。

たかし「っ……!」
以下略



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