過去ログ - あぎり「やすなさんの異常な愛情」
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705:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 01:11:20.85 ID:qN8sgtAQ0
砂嵐の画面が、暗転する。
システムがダウンしたんだろう。

それと同時に、私の頭に再び衝撃が走った。

以下略



706:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 01:24:00.14 ID:qN8sgtAQ0
立ち上がろうとしても、手足が思うように動かせない。
このままだと、アーケロンの崩壊に私も巻き込まれてしまうだろう。

あぁ、でも。

以下略



707:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 01:32:32.32 ID:qN8sgtAQ0
続いて、制御室のドアが蹴破られ。

数人の半長靴の音が、床を通して伝わってくる。

そして聞き覚えのある、男性の声。
以下略



708:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 01:45:18.48 ID:qN8sgtAQ0
気が付くと、一佐の厳つい顔が目の前にあった。

「一、佐……?」

「気がついたか」
以下略



709:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 02:18:32.39 ID:qN8sgtAQ0
私がその後のことを聞いたのは、病院のベッドの上だった。

防衛省から偉そうな顔した幹部が、部下を引き連れやって来て。
あの海域で起こった一連の事件は、世間に公開されること無く処理する運びとなったらしい、という内容を長々と引き伸ばして私に伝えて帰ってい

以下略



710:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 02:19:58.59 ID:qN8sgtAQ0
幹部が去った後、次にやって来たのは一佐だった。
彼は普通のスーツに身を包んで、私の横で器用にもリンゴを剥いてくれたり。

そして、今後のことについて話してくれた。

以下略



711:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 02:20:24.97 ID:qN8sgtAQ0
「……まぁ、悪いことばかりってわけでも無いぞ。お前にとっておきの話がある」

「とっておき?」

「あぁ、それはな……」
以下略



712:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 02:37:40.53 ID:qN8sgtAQ0





以下略



713:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 02:38:18.24 ID:qN8sgtAQ0
「……眠いですねぇ」

軽くあくびをしながら、テーブルに肘をついてトースターを眺める。

すると、ポケットに入れてある電話が震えだした。
以下略



714:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 02:39:02.82 ID:qN8sgtAQ0
トーストの様子を気にしながら、部下と仕事の会話を交わす。

私は五年前、一佐の後を継ぐ形で第四情報保全室の室長となった。
彼は「例の件の責任を取らされた」なんて言っていたが、どうもうまく立ちまわったようでもっと上の役職へと繰り上がったらしい。

以下略



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