過去ログ - シェアハウス (オリジナル百合)
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39: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/05(金) 23:16:47.70 ID:CnMOex1r0
変な気持ちになってるのが分かった。
指が入っている所がひくついていた。
ダメだと分かっているのに。
祭ちゃんは、私の気持ち良いところを的確に責めていたから。
体の深部が熱い。
熱を早く生み出してしまいたい。

「妻鳥……やばいよ、それ」

「え」

何を見たのか分からないけど、
私はまた入ってきた指の快感に耐えるだけだった。

「ぁッ……ぁ」

「こうやって、繋がりたかった……」

祭ちゃんが、私の背中に頬を摺り寄せる。
心臓が早鐘を打ち、くらくらと目まいに似た浮遊感が押し寄せてくる。
目を瞑った。
何も見えない。
辺りはあの天上裏のような暗闇になって。
ちかちかと脳裏で何か明滅した。
落ちていく。
友達を残して。
頬を流れ、唇に温かい滴が落ちた。
海の中のように、体は揺れていた。

きらりと何か光っている。
ナイフだ。
私はそれに手を伸ばした。


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