過去ログ - アンチョビ「アンツィオと一年」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 02:03:41.29 ID:jHyLA+fuO
【maggio】

ペパロニ「姐さんここわかんないんすけど」

アンチョビ「だーここはさっきも教えたろうが!お前なんでイタリア語出来て英語が出来ないんだよ!」

ペパロニ「なんでアンツィオ英語が必修なんすかね?ドイツ語だけでいいと思うんすけど」

アンチョビ「仕方ない、社会に出た時に求められるのは英語だから」

ペパロニ「やー、私の場合だとイタリア語の方が必要っすよ、たぶん」

アンチョビ「ん?ペパロニ、お前将来の夢でもあるのか?」

ペパロニ「夢、ってほどでもないんすけど……できたら、小さな店で料理でも作りたいかな、と」

アンチョビ「ははは、そりゃ天職に違いない!店を構えたら私もお邪魔させてもらうよ」

ペパロニ「マジっすか!うおお、姐さんに不味い飯は食わせられませんよ!」

アンチョビ「ま、店構える前に珈琲は美味く淹れられるようになれよ?」

ペパロニ「わ、わかってますって!」

アンチョビ「ま、そんな遠い未来の話より、今は近くのテスト勉強だ」

ペパロニ「そういえば姐さん、私の勉強に付きっきりなのはありがたいんですけど、姉さんの方は大丈夫なんすか?」

アンチョビ「う……ま、まあ、お前ほど切羽詰ってるわけでもないし、最悪ノー勉でも」

ペパロニ「いやいや、それはダメでしょう!私は何とかなるんで、姉さんは自分の勉強を」

アンチョビ「だーお前が何とかならないからこうやって私が見てるんだろうが!……それに、お前が集中してる間に私も自分の勉強を一応しているしな」

ペパロニ「!つまり、私が黙っていると姉さんの方も捗ると?」

アンチョビ「そう、そうだ。だからこんな雑談はここらで止めておいて、勉強をしような」

ペパロニ「はいっす!うおお、もう絶対に喋らないぞおお!」

アンチョビ「……あー、でもわからないところがあったらちゃんと聞くんだぞ?」


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