過去ログ - 聖「あれだけ愛した野球を捨ててしまうのか?」
1- 20
22:名無しNIPPER
2016/02/05(金) 21:04:24.97 ID:oP5wKK9N0
 俺はマウンドを踏みしめた。
 何万回と繰り返してきた投球モーション。右腕を大きくしならせ、指先に力を込める。

聖「な……っ!」

 しかし、放たれた白球は聖ちゃんには届かず、互いの中間でバウンドした。

聖「どうしたんだ、先輩。らしくないぞ」

 聖ちゃんは白球を拾いあげ、キュッキュッと磨いてから投げ返してくれた。
 俺はそれを黙って受け取り、再びマウンドを踏みしめる。
 だけど、結果は同じだ。
 ボールは聖ちゃんにまで届かない。

聖「先輩。私は冗談はあまり好きじゃ――」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
39Res/16.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice