過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2016/02/04(木) 22:45:00.65 ID:CfCJnlBC0
コンコン
穂乃果「....」
海未「....」
穂乃果「あれ?はーい、誰ー?」
ガチャッ
雪穂「私だよ」
穂乃果「なぁんだ。いつもなら返事待たずに入ってくるのに」
雪穂「いやぁ、だって....ねぇ?」
すぐ入ってこなかった理由がわかってしまったことが辛いです。
まだ中学生の雪穂に、そんな気遣いされてしまうなんて、恥ずかしくて。
雪穂「まぁ、そんな事より。皆でお買い物してくるね。お姉ちゃん達は行かないでしょ?」
穂乃果「あ、うん」
雪穂「それじゃあね。あ、カーテンは締めるんだよ?」
ガチャッ....バタン
穂乃果「....っあ」
ようやく雪穂の気遣いに気付いた穂乃果は、あたかもトマトのように真っ赤です。
そして、私も。
穂乃果「ま、まったく、雪穂ったら....」
私達はまだそんなのしたことがないのに。
大体、お付き合いを始めてからまだ数日なので、キス....すらしていません。
どうしましょう、雪穂の事は、穂乃果はイタズラとしか思っていないようですが、私は変な考えが頭の中でグルグル回って。
体をクネクネ、変なところをモジモジさせて、落ち着きのない子みたいになってしまっています。
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「ひぁぃ....なんでもないですぅ....」
こういう時、冷静になれるタイプだと思っていましたのに。
今、おうちには、私達以外誰もいないという事ですよね。
いけません、いけません、破廉恥です。
そう自分に言い聞かせているのに、頭の中には、雪穂の気にしていた行為が頭に浮かんできてしまって。
キスとか、憧れでもある、そういう行為が。
頭から全然離れていかなくて。
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