過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2016/02/04(木) 22:45:30.57 ID:CfCJnlBC0
穂乃果「....」
海未「....」
穂乃果「....」
海未「....」
沈黙が続きます。
本当は穂乃果も同じようなことを考えているのでしょうか。
海未「....今、おうちには―」
穂乃果「穂乃果達しかいないよ」
海未「です....よね」
穂乃果「う、うん。な、なんか暑い....なぁ」
暑いわけがない、真冬です。
なのに、体が火照ってしまい、会話もぎこちないです。
ゴクリ....と、唾を飲む音が聞こえるくらい静かで。
ですが、穂乃果はこういう時に限っては、積極的になれないはずです。
私が頑張らないと、一つ上のステップに行けないくらい分かっています。
けど....。
穂乃果「....えっと....」
海未「あ....」
穂乃果「海....未ちゃんはさ、その....」
海未「はい?」
穂乃果「ううん、なんでもない」
海未「そうですか」
口元を手で隠して赤くなっている。
穂乃果、今何を言おうとしたのですか。
....普通なら男の人がキスを迫るのでしょうか。
う、どう考えても穂乃果の方が女の子っぽいじゃないですかぁ。
無理です、私にこんな破廉恥なこと無理です。
でも、したいから、無理だと思いつつも考え込んでしまうのでしょうか。
私はそんな破廉恥な女の子じゃないはずなのに。
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