過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2016/02/04(木) 22:30:28.43 ID:CfCJnlBC0
穂乃果「うふふ、海未ちゃん可愛い」
海未「か、可愛い、ですか?」
穂乃果「うんっ。なんだか、いつもは....くーるびゅーてぃー?って感じだけど、照れたりした時はすっごく可愛い!あ、いつも可愛いんだよ?でも、その前にかっこよくて....って、穂乃果何言ってるんだろ」
私を褒めながら、自滅していきました。
手の甲を口元に寄せ、下を向いています。
自分で言うのもアレですが、好きな人の前で失敗したからか、じんわりと目に涙が浮かんでる気もします。
穂乃果「あ....そういえば....海未ちゃん、き、今日は久しぶりにお泊ま―」
コンコンガチャッ
雪穂「お姉ちゃん、海未さんに、ご飯食べていかないかってお母さんが。なんなら泊まっていってもいいってさ」
海未「あ、雪穂。本当ですか?....って、穂乃果、今あなたも....」
穂乃果「むむむぅ」
雪穂「ひぃっ!?」
まるで獲物を奪われた犬や熊さんみたいです。
でも、そんな穂乃果を見てると、私は幸せ者だと再度確認することができます。
海未「ふふっ」
穂乃果「むぅ、なんか海未ちゃん笑ってるぅ....」
― 夜 ―
穂乃果「すぅぅ....はぁぁ」
お部屋に海未ちゃんの残り香。
あ、臭いんじゃないの。
不思議だよね、女の子っていい匂いがするの。
穂乃果も、いい匂いするのかな。
穂乃果「海未ちゃんがお風呂から戻ってきたら何しよっかなぁ」
穂乃果「遊ぶもの、何かあったっけ」
テレビゲーム、それともトランプ。
あれ、海未ちゃんと遊ぶ時って何したっけ。
学校のお勉強を雪穂に教えてるうちに、自分もわけが分からなくなっちゃうような、そんな気分。
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