608:名無しNIPPER[saga]
2016/03/04(金) 14:56:58.36 ID:B3map5q/0
奏「何よ、もういいの。私は大丈夫だから」
武内P「いえ、ですから…」
奏「私のことは気にしなくていいから!!もう放っておいて!!」
武内P「…!」
奏「解ってるのよ…私じゃ貴方を振り向かせることが出来ない事くらい…」
奏「私以外にも可愛い子や素敵な子は沢山いるもの…それでも、諦めきれなかった…」
奏「初めてだったから…!こんなに他人を好きになるなんて今までなかったから!だから…!」ポロポロ
奏「でも、もういいの…私は、大丈夫だから…」
武内P「……」
武内P「…速水さん」
奏「なに……ンッ…!?」
それから先の言葉を、速水奏は紡ぐことが出来なかった。
開こうとした唇を、男によって半ば強引に塞がれたからだ。
驚きのあまり目を見開き僅かに抵抗を試みるが、男はそれを許さない
奏を傷つけないような慎重さと繊細さ。それでいて抗うことは許さない強引さ。
そんな矛盾する二つを兼ね備えた、優しいキスだった。
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