過去ログ - 武内P「マッサージ…ですか?」
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609:名無しNIPPER[saga]
2016/03/04(金) 15:14:47.46 ID:B3map5q/0
奏「…///」ポー


武内P「伝えるのが遅くなって申し訳ありません。これが、私の偽らざる本心です」


奏「え…あ…はい」///


武内P「…この3年間、私は貴女をずっと近くで見てきました。」


武内P「トップアイドルになる為に、どんな事でも努力を惜しまないあなたに、私はいつの間にか惹かれていった…」


武内P「速水さんもご存知かと思いますが、私は余りコミュニケーションが得意ではありません。その事で、今後も貴女にご迷惑をおかけすることがあるかもしれません」


武内P「しかし、貴女を想うこの気持ちだけは誰にも負けないと自負しております」


武内P「…こんな私ですが、これからの人生を、共に歩んでは頂けないでしょうか?」



そこまで言われて、ようやく速水奏は気が付く。自分は今、プロポーズされているのだ。
あの鈍感で有名なPが、自分に対して好意を寄せている。
そうか、先程のあの表情は、彼なりの照れ隠しだったのか…
そんな事を考えつつ、奏は返事の内容を考える。…最も、考えるまでもなく返事は決まっているのだが。
涙を拭い、彼の目を正面から見つめる。折角彼が、自らの気持ちを言葉にしてくれたのだ。
ならば自分も、それに精一杯答えなければ公平じゃない。



奏「…こちらこそ、よろしくお願いします」ニコッ



見るもの全てを魅了するような笑顔で、奏はそう答えた――



END


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