過去ログ - P「まゆの左手首がなんだって?」
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67:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:40:55.86 ID:rAAj1zaS0

 しばし談笑していると、おずおずといった様子で凛が会話に加わってきた。

「あ、あのさ! プロデューサーって……竜宮小町……さんと、知り合いなの?」

以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:41:50.71 ID:rAAj1zaS0
 
「紹介するよ。今俺がプロデュースしてる渋谷凛。そんで、こっちが元同僚の……」

「双海亜美だよ〜!」

以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:42:42.49 ID:rAAj1zaS0

 先輩アイドルに囲まれて半ば放心状態の凛をおいて、俺は律子に話しかける。

「それで、久々に会ったってのになんだけど、ちょっと聞きたいことがあってさ」

以下略



70:名無しNIPPER[sage]
2016/02/07(日) 21:43:12.89 ID:LOJNJyZh0
モバつけろニキ冷えてるか〜


71:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:43:35.24 ID:rAAj1zaS0

 そこで俺は言葉を切ると、今度は真面目な態度で訪ねる。
 
「実はな、今度のゴシップの出どころなんだが……俺は961プロなんじゃないかって睨んでるんだ」

以下略



72:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:44:11.96 ID:rAAj1zaS0

 そこで俺は大きくため息をついてから、吐き出すように続ける。
 
「さらに悪いのが……美希の件だ」

以下略



73:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:45:20.02 ID:rAAj1zaS0

 ――星井美希。当時14歳という異例の若さにして人気アイドルの仲間入りを果たした彼女は、

所属する961プロダクションにとってもまさに今後の活躍が期待されていた新進気鋭のアイドルであった。

以下略



74:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:46:19.41 ID:rAAj1zaS0

 そうなのだ。961プロの社長と765プロの社長が知り合いだったため、俺はなんとか業界から追放される事もなく、

こうして別の場所でだがプロデューサー業も続けていられる。

以下略



75:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:46:58.45 ID:rAAj1zaS0
 
「まったくしょうがないですね……でも、余り期待しないで下さいよ?」

 たまには事務所に顔を出してください。皆、待ってますから。そう言って律子達は帰って行った。

以下略



76:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:47:48.77 ID:rAAj1zaS0

「はは、いつもは物怖じしないクールな渋谷凛も、さすがに大先輩に囲まれると借りてきた猫みたいだったな」

「もう……怒るよ?」

以下略



77:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:48:39.83 ID:rAAj1zaS0

「まったく、手加減なんてしてくれないもんな……」

 ようやく痛みが引いたかというころに、携帯電話に着信が入った。

以下略



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