過去ログ - 【グラブル】グラン「愛に秩序は必要なのか」【ss】
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146: ◆rDGuVmz79Q
2016/02/13(土) 08:27:20.46 ID:xVrIM0fF0

白い光がいっそう輝き、二人を包み込む。
次に目を開けた時、二人はあの広場に立っていた。
だが夢の中の広場は白黒の、色のない世界だった。

リーシャ「戻ってきた…わけではなさそうですね」

グラン「やすやすと返してくれる気も無さそうだ」

グランの鋭い目が前を見据える。
視線の先を追うため、リーシャも振り返った。

「グウォォォォォォォォォォォォォ」

獣のような唸り声をあげながら一陣の黒い風が吹き、竜巻のように螺旋を描くと一つの人型を作った。

リーシャ「…あれが、星晶獣?」

グラン「人の欲望を抱えすぎて壊れてしまった、ね」

グラン「誰も悪くなんてない分余計たちが悪いけど」

リーシャ「ここで抑えないと、いけないんですね」

グラン「あぁ!」

二人は武器を構えー

グランリーシャ「武器がない!」

グラン「あぁやっぱり夢の中は持ち込みダメなのかな」

リーシャ「冗談いってる場合ですか!」

二人が話しているうちに、黒い人型は二つに分かれた。
一歩進んで、形を変えて。それぞれ二人がよく知る声で問い掛けた。

ーリーシャ…さぁ来なさいー

ーグラン…一緒に行こうー

グランリーシャ「……」

グラン「まだその手にかかると思われてるなら遺憾だな」

リーシャ「同感です」

グラン「にしてもあの髭と眼帯の人はリーシャの父さん?ダンディーだな…」

リーシャ「グランは…結構似てるんですね」


グラン「悪いけど」
リーシャ「残念ですが」

グラン「俺の親父はこんなとこに迎えに来てくれるようなタマじゃない!」

リーシャ「今の私を父さんが見ても、何も言ってはくれないですから!」

グラン「「偽物は引っ込んでろ!」」リーシャ



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