過去ログ - 【グラブル】グラン「愛に秩序は必要なのか」【ss】
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60: ◆rDGuVmz79Q
2016/02/09(火) 01:17:05.57 ID:KMR3SJQh0

のどかな森林の間を拓いて作った広い街道をグラン達は荷馬車に乗って進んでいた。
目指すのは島の中心地、依頼の多い港周辺の小さな町とは比べ物にならない地域だ。
島はもともと川沿いに栄えたらしく、飛空挺の入る港は街の中心地から離れたところ、島の端に作られていた。
シェロ曰く片道一〜二時間程度というから結構な外出である。

リーシャ「馬車なんていつのまに用意してたんだろう…」

御者台に座った二人。
グランが手綱を握り、リーシャはそのとなりに座っていた。
リーシャは物珍しげに周りを見回しながら言う。

グラン「クラウディアが昨日シェロに話を通しておいてくれてたらしい」

グランはあくびを一つ噛み殺して言う。
小刻みな振動はどうにも眠気を誘って困る。

リーシャ「あのメイドさん…一体何者なんだろう」

グラン「グランサイファーに乗ってる食料、生活雑貨、備品の数まで完璧に管理してくれるからなぁ」

リーシャ「ところでなんで私達が行くんですか?」

グラン「昨日クラウディアに『生活用水が変な減り方したんですよねぇ、何故でしょうか?』って笑顔で言われた時買い出しに立候補してしまって…」

リーシャ「あっ…」

グラン「目は笑ってなかったね」



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