過去ログ - 【グラブル】グラン「愛に秩序は必要なのか」【ss】
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62: ◆rDGuVmz79Q
2016/02/09(火) 01:21:30.26 ID:KMR3SJQh0

グラン「さてと、もうすぐ見えてくるはずなんだが…」

リーシャ「ここも奥の方は随分と鬱蒼としてますね」

二人が辺りを見回していると、突然森から男性の悲鳴が聞こえる。

「だ、誰かあああ!助けてくれえええ」

グラン「リーシャ!」

リーシャ「はい!」

二人は顔を見合わせるとすぐさま御者台を降りる。
リーシャはそのまま、グランは縄を木に括り付けてから駆け出した。
悲鳴の方向に向かうと、一人の男が木にもたれかかって座っていた。

リーシャ「大丈夫ですか?」

「あぁ…ま、魔物が…」

グラン「魔物…?」

リーシャ「見当たりませんが…逃げてしまったんでしょうか」

「あ、ありがとう!あんたらにビビって逃げてったんだろう。助かったよ!」

グラン「は、はぁ…」

男は立ち上がろうとするが腰が抜けたらしく足元が覚束ない。
偶然にも男は目的地の街に住んでいるらしく、グラン達は馬車に同乗させてやることにした。

「いやぁ助かりました、街道沿いに魔物が出ることなんてほとんどありませんから、油断していました」

リーシャ「よく整備されていましたからね」

グラン「ところでなんであんなところに?」

「お二人はこの島の方では?」

グラン「騎空士をやっていて、先日寄港したばかりです」

「あぁなるほどなるほど、騎空士の方でしたか。いいですねぇ新婚で各地を飛び回るのは」

リーシャ「し、ししし新婚?」

グラン「別に俺ら結婚してるわけでは…」

「そうなんですか?随分仲が宜しかったようですから」

グラン「あはは…」



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