過去ログ - 魔王「八畳一間ワンルーム。風呂無し、共同トイレ。家賃は３万円」 -SS速報VIP

過去ログ - 魔王「八畳一間ワンルーム。風呂無し、共同トイレ。家賃は３万円」

↓ 1- 覧 板 20

121:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 15:36:57.57 ID:pvfDS8Iho
賢者『号外！！　魔王と勇者、愛の逃避行！！』

賢者の異世界ぶらり来訪　特別号

122:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 23:26:17.06 ID:IyjCAj5C0
魔王（金色の髪に、ターコイズブルーの瞳。人間でありながらエルフ族のような容姿端麗の女性）

魔王（あれは……賢者、か？　私は直接会ったことはないが、文献では何度か拝見したことが……）

勇者「賢者さん。どうしてここに！」ｶﾂｶﾂ

以下略

123:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 23:27:22.71 ID:IyjCAj5C0
勇者「あっ……すいません」

賢者「体は大きくなったのにそういうとこは変わらないね」

勇者「うっ……」

以下略

124:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 23:28:55.44 ID:IyjCAj5C0
賢者「ここ私の家だから。中に入って」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

勇者「し、失礼します」

魔王「……お邪魔します」

以下略

125:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 23:44:49.27 ID:IyjCAj5C0
　台所で作業をする賢者を眺めつつ、私は勇者へ話しかけた。

魔王「勇者は賢者と知り合いだったのだな」

勇者「ん。まぁ、ガキの頃にちょっとな」

以下略

126:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 23:51:59.92 ID:IyjCAj5C0
　勇者がそっぽを向くのとほぼ同じタイミングで、賢者がお茶を持ってきてくれた。

賢者「お待たせ。玉露で良かったかな？」

勇者「もちろんです！」

以下略

127:名無しNIPPER
2016/03/02(水) 00:00:52.84 ID:d9pHl1Fy0
賢者「ふふ、それなら良かった。それでね、わたしと勇者様が出会ったのは――」

勇者「」ﾌﾞﾌｯ

魔王「おいっ、汚いぞゆうしゃあ！」

以下略

128:名無しNIPPER
2016/03/02(水) 00:14:49.36 ID:d9pHl1Fy0
魔王「フフフ……あははははは！」

勇者「……なに高笑いしてるんだよ」

魔王「なに、こんなにたじたじの勇者は貴重だと思ってだな」

以下略

129:名無しNIPPER
2016/03/02(水) 00:15:20.60 ID:d9pHl1Fy0
賢者「誰にも負けなかったから自分のことが最強だと思ってね、魔界へ突入する前に腕試しとしてわたしに挑んできたの」

魔王「ふむふむ」

賢者「あのときの台詞は忘れられないなぁ。『やい、賢者。二度と朝日を拝めなくしてやるぜ！』だったっけ？」

以下略

130:名無しNIPPER
2016/03/02(水) 00:24:49.45 ID:d9pHl1Fy0
今日はここまでです

131:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 00:59:14.90 ID:0bGZMG9Co
おつんつん

427Res/167.47 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ