過去ログ - 魔王「八畳一間ワンルーム。風呂無し、共同トイレ。家賃は３万円」 -SS速報VIP

過去ログ - 魔王「八畳一間ワンルーム。風呂無し、共同トイレ。家賃は３万円」

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136:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 21:28:06.62 ID:Nx+4qAVL0
すいません。1です。
やっと仕事のメドがつき、続きを書けそうなので続けます。

137:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 21:29:12.12 ID:Nx+4qAVL0
賢者「その後は……ねぇ？　勇者様」ﾆｺﾘ

勇者「」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

魔王（勇者のこんな怯えた顔は見たことないぞ……！）

以下略

138:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 21:29:43.68 ID:Nx+4qAVL0
魔王「話してくれて感謝する。それにしても勇者にそんな過去があったとは……プ、プププ」

勇者「なに笑ってんだよぉ！　お前、賢者さんの凄さ知らねぇだろ！　１ターンに３回攻撃してくんだぞ！」

賢者「あはは。まぁ昔の話だけどね。今はもう実戦なんて久しくしてないからさ」

以下略

139:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 21:30:20.63 ID:Nx+4qAVL0
　私は勇者の顔を見る。やっと青白い顔に血の気が戻ってきた彼は、私の意図に気づき、こくりと頷いた。

魔王「なぁ、賢者。良ければ教えて欲しい。お主が行方不明になったときになにがあったのかを」

賢者「なにがあったか、かぁ」

以下略

140:名無しNIPPER[sage]
2016/03/24(木) 21:43:25.51 ID:a6JUnrHeo
やったーきてるー

141:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 21:51:21.09 ID:Nx+4qAVL0
　同時に首を傾げる私たちを見て、賢者はくすくすと笑う。

賢者「さーて、まずはなにから話しをしようかなぁ……」

　賢者は天井を見上げ、語りだした。過去を懐かしむように、ゆっくりと。

以下略

142:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 21:58:08.55 ID:Nx+4qAVL0
魔王「ああ。私たちはナイトメアとホーリーをぶつけ合ったときに歪みが生まれたんだ」

賢者「……ナイトメアとホーリーで？　嘘？」

魔王「嘘ではない。本当だ。その際に歪みは生じたんだ」

以下略

143:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 22:09:04.28 ID:Nx+4qAVL0
魔王「なるほどな。その研究のせいで、お主は行方不明になった」

賢者「うん、その通り」

魔王「それで、私たちもその歪みを生みだしてしまい、こっちに来てしまったと」

以下略

144:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 22:14:00.13 ID:Nx+4qAVL0
　私は唾をごくりと飲み、次の質問をする。それは、私たちにとって一番重要なこと。

魔王「私たちが、元の世界に戻る方法はあるのか？」

　その問いに、賢者は私から視線を逸し。

以下略

145:名無しNIPPER
2016/03/24(木) 22:20:40.03 ID:Nx+4qAVL0
魔王「……すまん」

勇者「……すみません」

賢者「まぁ、そうなるのは分かるよ。わたしも見つけた当初はそうだったし」

以下略

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