過去ログ - 真「二人の幸せのために」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:06:59.37 ID:n3AMBxtn0

やっとの事で雪歩がボクを離してくれた時、ボクらは息も絶え絶えの有様だった。

「雪歩……どうしたの突然、こんな……。」荒い呼吸を整えながら、動揺する心のままボクは尋ねた。

「真ちゃんは……こういう事に興味ないかな……?」同じく呼吸を整えながら、真っ赤な顔で質問を返してくる雪歩。

「こういう事……?」

「私……真ちゃんの事をもっと知りたいの。付き合えただけでも夢みたいに嬉しくてすごく幸せだったけど……だんだん欲が出てきちゃったみたい……。真ちゃんの事、全部知りたい。心も……体も。真ちゃんと一つになりたいの。その……真ちゃんが嫌じゃなければ……だけど……。」

最後の方は消え入りそうな声で呟いて、雪歩は顔を伏せてしまった。


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