過去ログ - 真「二人の幸せのために」
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73:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 21:44:41.48 ID:XmKtMl4U0

皮肉な事に、ボクが雪歩への思いに気付いたのはプロデューサーがきっかけだった。

プロデューサーを想い、想われる関係が続くうちに、雪歩はどんどん綺麗になっていった。外見ではなくて内面から溢れ出るような美しさを身に付けていった。
これが“本物”の関係の力なんだろうかと思ったりして、“偽物”の関係を続けない決断をした自分の判断は正しかったのだと安心した。
もし、あの関係を今まで続けていたとしてもボクは雪歩を愛せなかっただろうし、その前にボクの心は罪悪感で押し潰されてしまっていたと思う。だから、あの時自分が雪歩と別れる選択をした事に後悔は無かった。

でも……綺麗になっていく雪歩を見続けるうちに心に“本物”の感情が芽生えてしまった。
雪歩を自分の手で誰よりも幸せにしたい、性別なんて関係無い……“好き”では到底収まりきらない感情が体の中を駆け巡る。


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