過去ログ - 凛「2つの果実」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:17:13.85 ID:0tPhdFwO0
私の心に木がある

その気にはいろんな果実がある

その中でも届かない所に2つの果実がある

その果実は取りたくても絶対に取れない

分かってるけど取りたくなる

私は一つの果実を無理やり取りに行こうとした

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:19:24.05 ID:0tPhdFwO0
「おはようございます」

「おはよう」

プロデューサーは誰にでも優しい、ごく普通のことかもしれない
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:21:27.00 ID:0tPhdFwO0
「ねぇ、プロデューサー」

「なんでしょうか?」

プロデューサーはどんなに忙しくても私の話を聞いてくれる
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:23:10.84 ID:0tPhdFwO0
普通は血相を変えて怒るかもしれない、けど私はそれでも嬉しい

「は、はぁ///」

なんであんたが照れてんのよ
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:25:03.18 ID:0tPhdFwO0
「確かにみんなの事や渋谷さんのことを考えてその様なことはあまり好ましくないですが」

「それは仕方ないことですし、皆さんもそのような事を考えているようで」

やっぱり私だけじゃなかったんだ
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:27:27.35 ID:0tPhdFwO0
「じゃあその告白する人が私より年上で...それで...」

流石に展開を飛ばしすぎた

けどここまで言ったら今更無かったことにするとモヤモヤして嫌だ
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:29:16.17 ID:0tPhdFwO0
「とても言いにくいのですが私は...」

「渋谷さんとそのような関係になることはできません」

「...そうよね、変なこと言ってごめん、それじゃあ」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:31:09.13 ID:0tPhdFwO0
「待ってください!」

「...」

「確かに私は渋谷さんとお付き合いすることはできません」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:33:04.07 ID:0tPhdFwO0
「あなたを嫌いにさせて」

自分でも何を言ってるのかわからないけどこれでいいのかもしれない

所詮実らないもの、なかったことにすればいい
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:35:11.81 ID:0tPhdFwO0
帰ろうとしたら卯月が相談があると話しかけられた

他の人に聞かれたくない話だと言われ、私は家に連れてきた

「すみません、急につきあわせてしまって」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:37:27.85 ID:0tPhdFwO0
「私、好きな人ができてしまったかもしれないんです...」

驚いた、卯月にそんな質問をされるとは思ってもいなかった

「プロデューサーに相談しても気まづくなったので結局最後まで言えなかったんだけど...」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:39:29.96 ID:0tPhdFwO0
私がそういうと卯月は立ち上がった

卯月の口は塞がれた

塞いだのは...私の口だった
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:41:14.47 ID:0tPhdFwO0
「やめて!」

「キャッ!」

「ど、どうして...」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:43:06.15 ID:0tPhdFwO0
「私、凛ちゃんのことが好きなの」

「みんなのことを考えてくれて、未央ちゃんに優しくて、私のことを支えてくれる凛ちゃんが」

「好きなの、好きすぎるの、毎日あなたを見ると胸が高鳴るの」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:45:12.88 ID:0tPhdFwO0
卯月は告白を告げると服を脱ぎ始めた

卯月の手首のあたりには何かで切った跡があった、昨日まではなかった傷跡

「この傷ですか、凛ちゃんが好きな証拠です」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:47:12.19 ID:0tPhdFwO0
卯月はそういうと笑顔で自分のことを慰め始めた

部屋が汗と卯月の匂いが混ざり生臭い匂いにになり、卯月から発せられる音で気分が悪くなってきた

「凛ちゃん♡...凛ちゃん♡」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:49:25.92 ID:0tPhdFwO0
「フフフ...やっぱり綺麗ですね、凛ちゃんって♡」

卯月は私の体を舐めまわす

顔を、お腹を、胸を...
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:51:26.60 ID:0tPhdFwO0
「あっ、凛ちゃんまた水浸しにしちゃったのね」

「ご、ごめんなさい!」

「もぉ、仕方ないですね」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:53:41.95 ID:0tPhdFwO0
木から2つの果実が落ちてきた

けどその果実は欲しかった果実とは変わっていた

実らないはずの果実に変わっていた
以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2016/02/12(金) 00:23:47.35 ID:IqWLSGsNo
乙、と言いたいが

百合ものなら先に書いて欲しかった…


21:名無しNIPPER[sage]
2016/02/12(金) 00:24:59.52 ID:i1A1ELm+O
苦いですね


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