過去ログ - 【安価】 京太郎「魔物と」 咲「牌に愛された少年」 穏乃「第十九話だっ！」
↓ 1- 覧 板 20
891: ◆wTbHWj0PbM7d[saga]
2016/03/18(金) 23:56:05.63 ID:jWJSnC1fo
京太郎 「あ、久さん。もう日が暮れそうです。見てください。綺麗な夕焼けですねー！」

久 「綺麗ね」

京太郎 「皆の対局はどうなってるでしょうね？今日は咲が絶好調でしたし。」

京太郎 「あ、当日に中学生らと打つ事になった場合、むやみやたらに槓しないように言っとかないと。」

久 「そうね」

京太郎 「見学に来た生徒が後輩になるかもしれないんすよね？なんか楽しみになってきたなー」

久 「そう…ね……」


　　　　　　　　　　　　　　 . . -――..､--- .､
　 　 　 　 　 　 　 　 . : ´: : : : :_:_:/: : ＼: : : ＼
　　　　　　　　　　／: :／: : ／　/:/ﾘi:l: i＼: : : :＼
　　　　　　　　 ／: :／: : ／　　 i// 从ハ: :＼: : : :.
　　　　　　　 /〃:./: : :./ノ　　　￣　‐‐- ∨: :.i: : : ::.
.　　　 　 　 //　l/: : : /´　　　　　‐‐ ､,__　∨:.|: l: : ::.
　　　　　　//　/: : : :/　ﾆ､　 　 　 ィ斥心ヽi: :|:ﾘ: : : :
　 　 　 　 i/ 　.: : ://ｨ斥心　　　　　V沙ﾟ ﾉi: :l/ : : : |　　………
　 　 　 　 l 　 |: : |/从 V沙　 ,　　　　,,,　　 l〃: : : : :|
　 　 　 　 i 　 |: : i:∧　 ,,,　　　　　　　　　 /: : : : / : |
　　　　　　　　|: : |: ∧　　　　　　　　　　 〈: : : : /: : :;
　　　　 　 　 八: :i/: ∧　 　 　 ´｀ 　 　 　 〉:l: :.i: : :/
　 　 　 　 　 　 ヾi/:/i:介: . ..,　 　 　 　 .イi: :l: l:|: :/
　　　　　　　　　　∨ﾉ: :i: :l:_:〕　--　　　i:.|:l:/:/:.|:/
　　　　　　　　　　〃: : :l:.ﾉ.:.:i　 　 　 　 ﾄ〃:/: ﾉ:{
　　　 　 　 　 -=´i/:/:./ﾆﾆﾆ＼　　　　 i/: /:./: : :ヽ
　　　　　　//￣ ﾉ从ハﾆﾆﾆﾆﾆ＼＿＿i从i:/｀ヽ: :l:.i=-､
　　　　　 //／＼　　 {::＼二二二＼　　　|'二ﾆi从ﾘ二/､
.　　　　　i/{　　i　＼　＼:::＼二二二＼　｜二二二ﾆ/} ∧
.　　　　　l/|　 八　　＼　＼:::`＜ﾆﾆﾆﾆ＼|二二＞'":://　 i


彼らには素晴らしい未来が待っている。

来年再来年と、『清澄四天王』と呼んだ媒体もあったが、事実その通りになるだろう。

逆に私は、去年は二人、一昨年は一人っきり……。自分が哀れに思えた。

その時間が無駄だったとは思わない。それでも、自分とは正反対の道を歩むような彼は、私にとって眩しかった。

彼らと一緒に過ごせた日々は、とても暖かかった。幸せだった。

でも……

『もし、あの時に彼が麻雀部の戸を叩いてくれたら、今頃……』

そう思った瞬間、私はフェンス越しに外を見ている彼の背に顔を埋めていた。


<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>
1002Res/432.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice