過去ログ - 《君の『   』と同じ色》
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7:名無しNIPPER
2016/02/12(金) 22:27:17.38 ID:lTYqn5zV0
「こうやって」
 僕はオセロの石をコイントスのように上に弾いて、落ちてきたところを、素早く手で覆った。
「そして相手は、表が白か黒かを当てる。当てたら先攻。外したら後攻」
「解ったわ」
 彼女は了承した。了承してしまった。
「フフッ」
「何?急に」
「いや?なんでも?」
 彼女は既に僕の策略に嵌まってしまったことに気づいていない。
「じゃあ、ほら」
 僕は彼女にオセロの石を渡した。
「………私がサーバーなの?」
「君の方が誕生日早いだろ?サーバーは年上が務めるものだよ。それが作法。マナーだ」


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