1: ◆ZPGxfNZwMg[sage saga]
2016/02/13(土) 01:04:35.39 ID:R+6EdJNfo
撮影終了の合図がスタジオ中に響きます。
「お疲れさまでした」
と、一緒に撮影をしていた演者の皆さんに挨拶をして、セットから降りていきます。
もちろん監督さんにも、他のスタッフの皆さんとも挨拶を交わしながら
少し、スタジオを見回します。
今、あの人はどこにいるかな。
撮影が始まる前に、結構後ろの方で見てるから、って言ってたから……
見つけた。
向こうもまゆに気づいたみたいで、手を振ってくれてる。
たたた、と急いで駆け寄っていきます。
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:05:37.74 ID:R+6EdJNfo
「お疲れさまです、プロデューサーさん」
3:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:06:53.28 ID:R+6EdJNfo
今、まゆのメインのお仕事となっているのは
4:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:08:05.84 ID:R+6EdJNfo
スタジオを離れて、楽屋まで続く通路を歩いていきます。
5:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:09:35.77 ID:R+6EdJNfo
「欲しいもの、ですか?」
6:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:10:37.79 ID:R+6EdJNfo
このお仕事が決まったとき、プロデューサーさんはまゆ以上に喜んでくれたじゃないですか。
7:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:12:19.32 ID:R+6EdJNfo
プロデューサーさんの厚意を無駄にする理由も、まゆにはありませんから
8:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:13:31.81 ID:R+6EdJNfo
さっきまで撮影をしていた恋愛ドラマの告知ポスター。
9:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:14:43.98 ID:R+6EdJNfo
プロデューサーさんからすると、俳優さんが集まるドラマの撮影現場は参考になることばかりだそうで
10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:16:21.99 ID:R+6EdJNfo
「まゆのこと、ちゃんと見ていてくれましたよね?」
11:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:17:45.59 ID:R+6EdJNfo
プロデューサーさんは、撮影中のまゆについて話していました。
12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:18:58.83 ID:R+6EdJNfo
「ここで話していてもあれですし、戻りましょうか」
13:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:20:07.82 ID:R+6EdJNfo
先に行っていたプロデューサーさんが楽屋前でドアを開けて待っています。
14:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:21:13.53 ID:R+6EdJNfo
「さっきのプレゼントのお話なんですけど」
15:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:22:19.85 ID:R+6EdJNfo
まゆの言葉を聞いたプロデューサーさんは
16:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:23:26.71 ID:R+6EdJNfo
あなたの顔が近づく。
17:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:24:40.96 ID:R+6EdJNfo
急にやってきた感覚で、瞼に力が入る。
18:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:25:47.15 ID:R+6EdJNfo
身体の中に熱が溜まり続ける。
19:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:27:39.09 ID:R+6EdJNfo
この部屋にはふたりきり
20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:28:42.31 ID:R+6EdJNfo
あなたの胸に頬を埋める。
21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 01:29:54.57 ID:R+6EdJNfo
途端にふわり、とまゆの手が緩みます。
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