過去ログ - 将軍「君の持っている『機神装甲』をいただこうか」
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/25(木) 02:13:09.43 ID:H88dzm/20

??「おーおー、寄ってたかって……」


突然の出現に多少驚いたのか、長は少したじろいだ。
声はまだ若く、少年のようにすら感じられる。


??「機神装甲が1つ、2つ、3つ、4つ……、5つっぽい気もするけど、機神装甲は1人1つまでだし、そりゃないか」

男「! 機神装甲を感じ取れるのか?」

??「何言ってんのキミ? そんくらい出来なきゃ使い手じゃないでしょ〜」


ローブの長はひらひらと掌を振ったが、機神装甲の存在をここまで正確に感じ取れる時点で常軌を逸している。
相手の手持ちは恐らく長の持つ機神装甲ただ一機だろうが、果たしてそれでも戦況はどちらに転ぶか分からない。

帝国側の軍隊は層が厚く、およそ数百から千と見ていい程の大群で押し寄せていた。
恐らくはこうして襲撃されることを想定しての事だろう。

団長は昼間神崎の戦った使い手を『将軍を名乗りたい下っ端』と呼んだが、その報告を受けてここまでの軍隊を編成したのかもしれない。

神崎は唇を噛んだ。
あの時止めを刺しておかなかった事が、今の状況を作り出しているのだ。


??「てかキミたち突っ立ってるだけでいいの?」

金髪「ああ?!」

??「来ないんならこっちからいくよぉ〜!」


ローブの男が低く構えると、懐から何か取り出すような仕草を見せた。


??「『水華』」


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