過去ログ - 提督「ウチは平和・・・なのだろうか?」艦娘「・・・・・」 その3(最終)
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/02/14(日) 05:26:34.73 ID:MlAAUWKt0
海野「司令官は・・・どう思うんでしょうかねぇ」
思うのは心から愛した人。
彼の忘れ形見が、自分達から幸せだった日常を奪った元凶と対峙する。
因縁のある者同士。まるで、それが定められた運命のように感じた。
その手助けをするのが愛した人と、死んでいった戦友達の何よりの手向けになる。
それが出来るのは、今までその時に備えて準備をしていた自分達だ。
海軍と犬猿の仲とされる陸軍では提督個人のすることなら協力をすると言うシンパもいる
憲兵隊にも提督を熱狂的に支持するシンパがいる。
両者とも既に接触済みだ。憲兵隊に限っては、新しく上になった元副官の男と部下の男の
目がヤバかったのを思い出して冷や水を垂らす。
海野(何をされたら、あそこまで狂信的になれるやら・・・貴方の息子さんはとんでもない子になりましたよ?)
提督が損得を考えずに、無意識で行ってきた善行や様々な事が海軍という限られた場所以外にも
本人も意図せずに多くの協力者を作った。提督の為とすれば陸は反対しないだろう。
問題は身内である海軍内部。それも元帥とは違う派閥。
もう、かつてと同じことはさせない。
提督も、提督の艦娘達も人間同士のくだらない争いを足枷にさせない。
全てが壊れた自分達の楽しかった日常。あの日からずっと準備をして来た。
海野(今度こそは・・・)
南方棲鬼「どうかした?」
海野「・・・別に? それより大丈夫でした?」
南方棲鬼「思ったよりも落ち着いているわ・・・」
海野「それは良かった」
南方棲鬼「・・・呼んでくれなかったな」
海野「・・・?」
提督は一度も「母さん」と呼んでくれなかった。
いきなりの事で混乱もあっただろう。
状況は理解している。だけど、少しだけ悲しかった。
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