過去ログ - 真姫「少し遅れたバレンタイン・デイ」
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6:名無しNIPPER
2016/02/15(月) 02:43:45.84 ID:AwFzoG1+o
 そういって穂乃果は作業を開始する。
 手早くチョコを細かく切り刻み、生クリームを火にかける。沸騰しない程度に暖まったものをチョコと一緒にボウルへ入れる。

「室温が低かったら湯煎もしたほうがいいかな。今日はあったかいからいらないけど」

以下略



7:名無しNIPPER
2016/02/15(月) 02:44:12.07 ID:AwFzoG1+o
「正直、意外だったわ」

 チョコ作りの練習は日が暮れるまで続いた。
 十分な練習ができたとはいいがたい。が、明日明後日中に渡さなければならないというわけではない。さすがに、何度も部活を休むことはできないけれど。

以下略



8:名無しNIPPER
2016/02/15(月) 02:44:38.77 ID:AwFzoG1+o
「今日は、ありがとう」
「どういたしまして。……真姫ちゃん、ファイトだよっ」
「うん、頑張る」


9:名無しNIPPER
2016/02/15(月) 05:02:33.15 ID:AvuK3n7V0
つまんね


10:名無しNIPPER[sage]
2016/02/15(月) 07:01:29.28 ID:3cV+WIzsO
支援


11:名無しNIPPER[sage]
2016/02/15(月) 15:38:17.35 ID:a2dWiPLWo
つまんねもんじゃさん、ちーす


12:名無しNIPPER[sage]
2016/02/15(月) 19:47:42.69 ID:Du6gaFh6O
ほのまきすき


13:名無しNIPPER
2016/02/16(火) 03:26:15.33 ID:CQIodgOVo
 結末は思っていたよりもあっさりしたもので。
 あれから数日間、家に帰ってはチョコレートを作る生活を繰り返した。
 身体にチョコレートがしみついてしまったけれど、その甲斐あって満足のいくものができた。
 固めたものを小さく切り分け、それを8個に分けてラッピングする。包みは全て同じで、リボンで差別化する。
 それで、渡す。渡した。
以下略



14:名無しNIPPER
2016/02/16(火) 03:26:41.31 ID:CQIodgOVo
「真姫ちゃん真姫ちゃん」

 私がチョコを渡してから更に数日。部活へと赴く前に、花陽に呼び止められる。

「どうかした?」
以下略



15:名無しNIPPER
2016/02/16(火) 03:27:25.20 ID:CQIodgOVo
 結局、みんなバレンタインのチョコだとは思っていなかったらしい。
 というか、私が作ったものだとも思っていなかったそうだ。
 ……それを責めることはできない。
 渡す時、碌に説明をしなかったのは私だ。自分がチョコを作るだなんてイメージがないのもまた事実。

以下略



16:名無しNIPPER
2016/02/16(火) 03:28:25.43 ID:CQIodgOVo
可どころか不可しかないようなものでしたがお付き合いありがとうございました


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