過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
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378:名無しNIPPER[saga]
2016/03/08(火) 17:53:02.83 ID:WzQzbLsqo
魔王「さて、炎の魔神とやら」スタスタ

炎の魔神「ヴ……あ……」(炎で出来た体が少しずつ崩れ消えていく)

魔王「余は強い者が好きだ。そして、余は今、この異界にて余に従う者を集めている」

魔王「余と比べれば話にならぬが、お前の強さは異界においても、余の軍においても上位に位置するだろう。魔将軍クラスかそれ以上の力は持っていると見た」

魔王「故に、お前に人生を選ばせてやろう。余の軍門に下ると言うならば、その燃え付きようとしている命、拾ってやる。我が魔力を与え、その体を修復してやろうではないか」

魔王「返答を聞くぞ。心して答えよ。どうする?」


炎の魔神「フッ……下らヌッ……」ボロッ……

炎の魔神「既に一度……拾っタ命ダ……。二度も拾う気は……ナい……」ボロッ、ズササッ……


魔王「ほう。それは、どういう意味だ?」


炎の魔神「ククッ……我らハ四王などト……呼ばれテイるガ……」ボロッ、グシャッ……

炎の魔神「元はソの四王全員が……こノ異界の覇権ヲ争って対立してイた四人の王ダった……」ボロッ、ボロッ……

炎の魔神「とコロがある日……我ら全員ガ一人の者にヨって倒さレたのだ……」ボロッ……

炎の魔神「今ではそやツが真の王だト……誰もが認めテイる……」グラッ……


魔王「つまり、この世界の魔王という訳か。そして、お前たちが四天王という事だな」


炎の魔神「ククッ……。その通りダ……。そして……我は四王の中デモ最弱……」ボロッ、ボロッ……

炎の魔神「我に勝ッた程度……大しタ事ではなイ……。他の三王ヲ倒し……まシてや真ノ魔王を倒す事ナど……貴様らニハ絶対不可能ダ……。ククくクッ……」ボロッ、ズサッ……


側近「同じ台詞を他の三王も吐いていたがな」


炎の魔神「!? まさカ……既に他ノ三王全員を……!!」グラッ……


魔王「そう。お前で最後だ。残りは真の魔王一人という事になる。だが、この様子ではどうせそやつも大した腕ではあるまい」


炎の魔神「ア……ガがグアあぁぁ…………」グシャッ……


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