過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
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89:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 17:34:50.89 ID:0sl7vD+po
大司教「ですが、特例として生死に関わる様な怪我や病気の場合は無料で治療する事が許可されているじゃありませんか」

大司教「それに、打ち身や風邪などの軽いものであれば、教会は寄付や謝礼を頂いてませんよ。だからこそ、こうして厚い信頼を得ているのです」

女「それはただの人気取りに過ぎません。それに、瀕死状態を救えるほどの高位な回復魔法が使える人間は限られています。さほど多くありません」

女「何より、女神様は貧富の差によって救う者を決める様な真似は許さないはずです!」

女「そして、その得た高額な治療費が何に使われているかと言えば、護衛と称した実質軍隊である神殿騎士団の育成や、司祭司教の贅沢に使われてるんです」

女「私は治療費を取るなとは言いません。教会という巨大な組織を維持してく以上、寄付だけではまかなえない面もあるでしょうから」

女「ですけど、それを規則として定めたり、庶民には払えないほどの高額にしたり、破ったら罰則を加えたりというのは、どう考えても間違ってます!」

女「本来なら、教会は善意のみによって運営されるべきなんです。私はそうならない限り、教会に従う気も、戻る気もありません」

女「教皇に……いえ、あのただの強欲頑固ジジイにそう伝えて下さい。私は貴方を聖職者として認めないと」


大司教「……ふふっ。これはまた過激な」

騎士A「…………」チャキッ (剣に手をかける)
騎士B「…………」チャキッ
騎士C「…………」チャキッ
騎士D「…………」チャキッ


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