過去ログ - ◆ニンジャが出て◆このサツバツとした世界に血の雨を!◆殺す◆
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35:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 04:03:42.90 ID:abt563g20


「……と言うか、オヌシは女神なのだろう?風体は置いておいて、天界に戻る為に魔王を自分で倒さねばならぬのか。…天界とやらも、酷な事をするな。こんなスゴイバカを送るとは…」

「なっ…ア、アンタねぇ!私の慈悲で生きてる癖に!もういっぺんやるわよ!?」

「次は無い。其れよりも早くオヌシの首をへし折る」

ニンジャスレイヤーはジュー・ジツの構えをし、ジゴクのエンマが罪人へと刑を宣告する様に彼女へとそう告げた。

彼の殺気を受け、先程まで減らず口を叩いていた彼女はしゅん、と項垂れた。二度は通じないと理解したのだろう。

「…わ、私だって…来たくて来た訳じゃないもん。あのクソニートが無理矢理引っ張って来たんだもんーっ!!」

地へと顔を塞ぎ込む様にして泣き言を喚く彼女を見て、ニンジャスレイヤーはカラテ警戒を解いた。

「……少し聞きたいのだが、私達が協力して魔王を殺せば、どちらの要望も叶えてくれる…と言う事は無いのか」

ふと思った事を口にした彼へと、アクアは見上げる様に顔を向け、一言「それよ」と呟いた。

「あーもう!心配して損した!!ったく、女神である私の仲間になりたいならちゃんと言いなさいよ、仕方無いわね!」

付着した砂を払いつつ、元気良く立ち上がるのを見ればニンジャスレイヤーはこう言った。

「いや、確信がある訳では無いぞ」

「んー?大丈夫大丈夫。そこんとこ、私女神だし」

何とも横暴な理由か!しかし、未だ此の世界について無知な彼は不服ながらも彼女の力を借りる事を決めた。




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