過去ログ - 【安価】岡部「遭難した」 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】岡部「遭難した」

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37: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/24(水) 23:45:37.90 ID:8PuODeJY0

岡部（助手が突然あんなことを言ったのには驚いたが……とりあえず聞かなかったことにすれば……）

紅莉栖「聞かなかったことになんて、させないからな」

以下略

38: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 00:03:37.09 ID:0s0qQOhJ0
岡部「まったく、急いで上へ登ってもなにもないというのに……と、ん？」

？？「～で、～～～～だからよー、このへんはー～～」

岡部「上の方から声がする……だと？」

以下略

39: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 00:16:07.67 ID:0s0qQOhJ0

？１「お？　おいそこのニーチャン、こんなとこで何してんだ？」

？２「おい、もしかして遭難か？」

以下略

40: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 00:21:33.08 ID:0s0qQOhJ0

紅莉栖「岡部！　あんたどういうつもりなの！」

鈴羽「そうだよ！　せっかく助かりそうだったのに！」

以下略

41: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 00:29:26.13 ID:0s0qQOhJ0
岡部（それからも俺たちは、ひたすらに彷徨い続けた。俺は萌郁の持ってきた菓子にも途中見つけた野草にも手を出さなかった）

岡部（もちろん、俺以外のものにしっかり食べてもらわねば困るからだ。水もできる限り口にしないようにした。しかし……）

岡部（すると、体は限界を迎えてしまったようだ）

以下略

42: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 00:33:56.19 ID:0s0qQOhJ0
紅莉栖「岡部！　あんた何言って……」

岡部「俺は……世界線漂流で、たくさんの想いを犠牲にしてきた……だから……これはきっと罰なんだ……」

まゆり「オカリン！　しっかりして！」

以下略

43: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 00:39:47.71 ID:0s0qQOhJ0

？３「いたお！　あそこだお！」

？４「はぁはぁ、オカリン！」

以下略

44: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 01:36:40.97 ID:0s0qQOhJ0
岡部「……ダル……あとは……頼んだぞ」

ダル「はあ？　一体何言ってるんだお！」

岡部「それにしても、もう何日も経ったのに、ダルもまゆりも……みんな元気でよかったよ……」

以下略

45: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 01:42:01.01 ID:0s0qQOhJ0

岡部「ダ、ダル、どうして……」

――頭に声が響く――

以下略

46: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 01:48:56.11 ID:0s0qQOhJ0
――紅莉栖「あんたの中の私が楽しいって言ったら、あんたはそれで救われるの？　それで満足なの？」――

47: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 02:01:41.81 ID:0s0qQOhJ0
ダル「別にあのとき鈴羽と一緒に行かなかったオカリンを責めるわけじゃない。でも、こんな妄想に浸って一人で死んでいくのが、本当に正解だと思ってるのかお？」

岡部「……うるさい！　うるさいうるさいうるさい！　黙れ！」

――分かっていたんだ――

以下略

48: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 15:46:33.92 ID:0s0qQOhJ0
岡部（そして、俺は運ばれた。助かってしまった。数日たつと体ももう元通りだ）

岡部（鈴羽の手を取り、結果紅莉栖を殺してしまったあの日から、俺は鳳凰院凶真を捨てた）

岡部（鈴羽はその後一年ここにいたあと、一人で“あの日”へと旅立った。だが世界が変わっていないということは、収束した、ということだろう」

以下略

49: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 20:31:07.73 ID:0s0qQOhJ0
岡部「なあ、ダル。どうして俺の居場所が分かったんだ。そのために携帯も持っていかず……」

ダル「オカリン、中年のおっさん二人組に会ったっしょ。＠ちゃんねるで情報探してたら、そのおっさんが情報くれたんだお」

ダル「白衣着た奴なら見たって言ってて、本当か怪しかったんだけど、「ダル」とかいう奴の名前を呼んでたって言ってて、本当だと分かったんだお」

以下略

50: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/25(木) 21:04:11.14 ID:0s0qQOhJ0
まゆり「オカリン、しんどいところはない？　大丈夫？」

岡部「ああ……でも、俺はこれからどうすればいいんだ……」

まゆり「オカリン、まゆしぃはオカリンの人質だから、オカリンがいなくなると困っちゃうよ……」

以下略

51: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/26(金) 01:26:27.54 ID:C5qk9nL20
まゆり「オカリン……まゆしぃの……手を握って？　一緒にいよ……？」

岡部「だが、俺は紅莉栖を……この手で……」

ダル「オカリン……」

以下略

52: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/26(金) 01:26:57.14 ID:C5qk9nL20
まゆり「何て聞こえたの？」

岡部「その手を、握りなさいって……」

ダル「幻聴でも、いいんじゃね？　だって、きっと牧瀬氏って、そういう優しい人だったんしょ？　間違ったイメージじゃないなら、幻聴でも、それは本当なんだお、きっと」

以下略

53: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/26(金) 01:28:00.81 ID:C5qk9nL20
―――エピローグ―――

ダル「いよいよ第三次世界大戦が本当の話になってきたお」

以下略

54: ◆fxCzlA2euU[saga]
2016/02/26(金) 01:30:16.19 ID:C5qk9nL20
正直もう誰も絶対読んでないだろｗｗｗと思いながら、無理やり感満載ですが終わらせたので良しとします。
既視感が半端ない？　それは違う世界線の話でしょう。
では、エル・プサイ・コングルゥ。

55:名無しNIPPER[sage]
2016/02/26(金) 01:35:22.63 ID:aKdn7Pano
みてたよ
乙

56:名無しNIPPER[sage]
2016/02/26(金) 02:20:08.79 ID:pBGpv+Q9o
悪くない

57:名無しNIPPER[sage]
2016/02/26(金) 07:05:56.90 ID:KxJZGYGEo
乙でした

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