過去ログ - 【艦これ】提督「こんな夢を見た」【夢十夜】
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33: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/22(月) 00:03:46.35 ID:2YplW7xV0

しばらくして、おや、と思った。女の身体が少し沈んだように見えた。より注意して見ていると、やはり少しずつ女の身体は水面下へ落ちているようだった。

尻と足先だけだったのがやがて臍〈ヘソ〉まで、胸元と膝まで、そして首回りまで沈んでも、女は身じろぎ一つしない。

以下略



34: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/22(月) 00:04:46.86 ID:2YplW7xV0



そこで目が覚めた。

以下略



35:名無しNIPPER[sage]
2016/02/22(月) 00:06:15.37 ID:0jlvWcS6o



36:名無しNIPPER[sage]
2016/02/22(月) 00:16:59.29 ID:/JDn3HTDo
おつ


37:名無しNIPPER[sage]
2016/02/22(月) 03:41:45.08 ID:ImC7Ublm0



38:名無しNIPPER[sage]
2016/02/22(月) 20:52:19.19 ID:OCn0ey+K0
乙 しおらしい隼鷹さんもいいね


39: ◆GFAFNejGqE[saga]
2016/02/23(火) 00:00:08.71 ID:nSnxk52r0

 【第五夜】

こんな夢を見た。

以下略



40: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/23(火) 00:01:02.25 ID:nSnxk52r0

俺は、まさか深海棲艦がこんなことを聞いてくるとは思わなかったので、しばらく無言でいたが、やがて死ぬと答えた。

そうすると、所在なげにぶらぶらしていた姫の背の腕が持ち上がり、今にも俺に振り下ろされようとした。俺は手の平を姫に向けて、待てと合図した。

以下略



41: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/23(火) 00:02:09.76 ID:nSnxk52r0

この時女は、ただ一人で鎮守府へと急いでいた。風に流れる青みがかった白い髪を撫でつけ、長時間の酷使に悲鳴を上げる主機を叩き、ひたすらに急いでいた。

既に砲も魚雷も数発を残すのみで、頼みにできるのは手にした槍のみであった。それでも女はまっすぐに一目散に鎮守府へ疾〈ハシ〉る。女の髪は流星のように闇の中に尾を引いた。

以下略



42: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/23(火) 00:03:55.09 ID:nSnxk52r0

「邪魔よっ! 私の前を遮る、愚か者めぇっ!!」

わずかに残った砲を撃ち、水上と同じ速さで地をも駆け、姫の亡骸から槍を引き抜き、斬り、叩き、突く――。残った深海棲艦も、女の鬼神の如き奮闘によって追い払われていった。

以下略



43: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/23(火) 00:05:13.59 ID:nSnxk52r0



そこで目が覚めた。

以下略



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