過去ログ - 【艦これ】提督「こんな夢を見た」【夢十夜】
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51
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名無しNIPPER
[sage]
2016/02/24(水) 01:05:25.78 ID:wQ5WzJaho
乙
52
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/24(水) 01:57:16.57 ID:IxEMtNhz0
乙 とても好き
53
:
◆GFAFNejGqE
[saga]
2016/02/25(木) 00:00:06.66 ID:ryYcwur10
【第七夜】
こんな夢を見た。
以下略
54
:
◆GFAFNejGqE
[sage saga]
2016/02/25(木) 00:01:15.31 ID:ryYcwur10
艦には大勢の乗員がいるはずだが、俺が見かけたのは自身と先の女だけであった。艦はずっと黒い煙を吐いて進んで行く。相変わらずどこへ行くのかは解らない。ただ果てしなく続く海原の中を、泡〈アブク〉をたてながら進んでいる。
俺はずっと艦に乗っているうちに次第に心細くなり、こんな艦に乗り続けるなら、いっそ海に身を投げてしまおうかという変な気が湧いてきた。
以下略
55
:
◆GFAFNejGqE
[sage saga]
2016/02/25(木) 00:02:53.61 ID:ryYcwur10
ぱちと目を開けると、黒々とした雲が艦を取り囲み、強い風が俺の髪を揺らしていた。じきに雨粒も落ちてきそうであった。後ろを見ると、女も既に何処かへ立ち去っていた。
俺が立ち上がると、それを待っていたかのように無数の水滴が身体を打った。手の届く距離さえ見えぬほど暗く、激しい嵐となった。俺は雨を避けるため身体の向きを変えようとして――間抜けにも足を滑らせた。
以下略
56
:
◆GFAFNejGqE
[sage saga]
2016/02/25(木) 00:04:00.25 ID:ryYcwur10
次に目を開けた時、嵐は収まって青空が顔を出していた。俺の身体はぷかりと浮かんでいる。間抜けにはより間抜けな死に方が望まれるらしかった。
どれくらい経ったか解らぬが、俺は近づく人影の有るのに気づいた。海の上だが、確かに人間ほどの大きさである。
以下略
57
:
◆GFAFNejGqE
[sage saga]
2016/02/25(木) 00:04:42.75 ID:ryYcwur10
そこで目が覚めた。
以下略
58
:
◆GFAFNejGqE
[sage saga]
2016/02/25(木) 00:05:55.55 ID:ryYcwur10
女は一度目を閉じた。再び開いた時、その目には晴れやかな色が浮かんでいた。
「長い間、気になっていたものが……ずっと奥歯につかえていたものが、取れた気分です」
以下略
59
:
◆GFAFNejGqE
[sage saga]
2016/02/25(木) 00:06:48.25 ID:ryYcwur10
俺は一寸〈チョット〉考えてから聞き返した。
「……君の夢に、俺は出てきたか?」
以下略
60
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/25(木) 00:44:01.90 ID:MMlomo+v0
乙
歌はやっぱり加賀岬ですかね・・・?(小声)
61
:
◆GFAFNejGqE
[saga]
2016/02/26(金) 00:00:17.39 ID:sjhv1Oj00
【第八夜】
こんな夢を見た。
以下略
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