過去ログ - 森久保乃々「十年目の夜」
1- 20
21: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:11:37.59 ID:KdggYUJB0
 P「こら。お前というやつは」

 思わず目の前の小さな頭にチョップをしてしまった。

 乃々「あうぅ……」
以下略



22: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:16:10.36 ID:KdggYUJB0
 P「森久保、今日の晩飯はなんだ」

 乃々「え、今日はまだ決めてませんけど……もりくぼ一人なので帰ってから適当に食べようかと」

 P「お前、辛いものは食えたよな」
以下略



23: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:27:05.56 ID:KdggYUJB0
 急いで事務所に戻り、彼女に帰ってきたことだけを告げて給湯室に向かう。流しとカセットコンロは備え付けてあるから、簡単な料理ぐらいは作れる。

 作っている途中で、彼女が顔を覗かせた。

 乃々「いきなりどうしたんですか、プロデューサーさん」
以下略



24: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:32:52.07 ID:KdggYUJB0
 乃々「あうぅ……おいしかったんですけど……一歩間違えたら辛すぎて死んでしまうと思うんですけど」

 P「ちょっと辛いのセーブしすぎたな」

 乃々「あれでセーブしてたのなら、プロデューサーさんの方が人間じゃないと思うんですけど……」
以下略



25: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:34:31.90 ID:KdggYUJB0



 乃々「今季限りでアイドルを引退するって」

以下略



26: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:35:34.21 ID:KdggYUJB0
 P「あっという間だったなあ」

 懐かしむように言うと、彼女がおずおずと横槍を入れてきた。

 乃々「十年続きましたけど」
以下略



27: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:38:49.40 ID:KdggYUJB0
 乃々「プロデューサーさんは」

 P「うん」

 乃々「仕事が強引なところとかあって、あれでしたけど」
以下略



28: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:42:14.30 ID:KdggYUJB0
 乃々「これまた、懐かしいですね」

 P「それ、やるよ」

 乃々「えっ」
以下略



29: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:45:39.21 ID:KdggYUJB0
 乃々「プロデューサーさん、いまカメラありますか」

 P「あるけど」

 デスクに置いてあるデジカメを渡す。彼女はそれをためつすがめつ眺めたかと思うと、
以下略



30: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/19(金) 16:47:13.57 ID:KdggYUJB0
 P「もうこんな時間か」

 乃々「そうですね」

 P「駅まで送ってやろうか」
以下略



41Res/19.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice