過去ログ - ペパロニ「アンチョビ姐さんの卒業を阻止する画期的なアイデアを思いついたっす!」
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37: ◆663LzicDVs[saga]
2016/02/23(火) 00:31:18.68 ID:BIWQ1Vdm0
杏「おーいチョビ子ー、もうすぐ連絡船出るってさー」

アンチョビ「わかった、すぐ行く……ってだからチョビ子って呼ぶな!」

ペパロニ「姐さん、次帰ってくるのはいつっすか?」

アンチョビ「……」

ペパロニ「姐さん?」

アンチョビ「……もう帰らない。卒業式の日までな」

ペパロニ「……え?」

アンチョビ「部屋の荷物も全部、進学先に送る手はずを付けてある」

ペパロニ「え?え……そん、な……」

アンチョビ「最後に残していけるのは、これだけだ」バサッ

フワリ…

ペパロニ「これは……ドゥーチェのマント……」

アンチョビ「今日からは、おまえが──貴女が、アンツィオの総統。誇り高きドゥーチェ」

アンチョビ「あいつらを……アンツィオの生徒たちを、どうか守って、導いてやってください。頼みます」

ペパロニ「そんなの……そんなの、嫌っすよぉ……私みたいなアホには務まらないって、言ったじゃないっすかぁ……」

ペパロニ「行かないで、アンチョビ姐さぁん……!」ボロボロ

アンチョビ「バカ、泣くなよ……ドゥーチェたるもの、絶対に人前で涙を見せたりしちゃダメなんだぞっ……」

ペパロニ「姐さんだって、泣いてるじゃないっすか……」

アンチョビ「私は、もういいんだよっ……もう私は、ドゥーチェじゃない。ただのアンチョビなんだから……」ポロポロ



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