過去ログ - 理樹「小毬さんにセクハラするとナルコレプシなくなった」恭介「なに言ってんだお前」
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38:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 22:38:12.99 ID:ibKjk3ZT0
理樹(昼休みと言っても寮には結構人はいた。避けられる視線は基本避け、どうしても鉢合わせしてしまう際は顔を見られる前に当身で無力化する他なかった。当てる時に少し衝撃を与えてしまうけどこれも必要な犠牲だ)





理樹(そうしてなんとか小毬さんのいる部屋の前に着いた。もちろん辺りの女性はみんな安らかに眠ってもらっている。あとは科学部の試作品である万能鍵を使えば…)

ガチャ

理樹(ミッションクリアだ)

理樹「さあ、小毬さんはどこかな?」

理樹(ドアを開くと探すまでも無い事を悟った。小毬さんは椅子で行儀よく座っていたのだ。部屋はあまり物を置かない性格なのか2人部屋ということもありとても広く感じた。そして小毬さんが僕の方を振り返った)

ガタッ…

小毬「うっ………」

理樹(座ったまま後ろの机に両手をつき、後ずさりする小毬さん。何故か今日はその顔に恐怖心は見られなかった)

理樹「大丈夫…安心しなよ小毬さん…なに、抵抗しなきゃ数分で終わるからさ……」

理樹(もはやド変態の台詞だった。もしかすればこういう行動を取る男は自然とこういった台詞を喋ってしまうのかもしれない。もはや告白する事は頭から吹っ飛んでいた)

小毬「……っ」

理樹(遂に立ち上がって後ろを向き直す小毬さん。しかしそこには壁しかない)

理樹「観念した方がいいよ小毬さ…」

ゴンッ!!

理樹(鈍い音がした。いったいどこから発せられたんだろう…後ろか?)

理樹(そう思って体勢を変えようとしたが思うように身体が動かない。足が力をなくして膝がガクンと落ちた)

理樹「あ………え……っ?」

理樹(そこでやっと音の原因が分かった。僕自身が後ろから殴られたのだ)

理樹(それでも残された気力を振り絞って首を後ろに回した。そこで見えた光景はドアの後ろで待ち伏せていたであろう来ヶ谷さんが猫の置物を持っている姿だった)

理樹(そして、回りから中心に向かってどんどん背景が黒くなっていく……そして意識は………)






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