過去ログ - 理樹「小毬さんにセクハラするとナルコレプシなくなった」恭介「なに言ってんだお前」
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39:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 22:58:28.16 ID:ibKjk3ZT0



バシャッ

理樹「………!!」

理樹(次に目が覚めたのは水ぶっかけられてからだ)

理樹「ハァッ…ハァッ……!!こ、ここは!?」

来ヶ谷「私の部屋だよ理樹君。人払いは済ませているから思う存分助けを呼ぶといい」

小毬「……………」

理樹(確かに部屋が1人用になっていた。私物がほとんどない質素な部屋だった。そう語る来ヶ谷さんの横には小毬さんもいた。まさかとうとう喋ったのか!)

来ヶ谷「小毬君は君がここに来るまで君のことについてなにも語っていなかったよ。ただ私の勘というのは悪い事ばかりよく当たるものなんだ。試しに小毬君の部屋でネズミがかかるのを待ち伏せていたら見事網にかかった」

理樹「くっ……!」

理樹(もはやこうなってしまってはなりふり構っていられない。すぐさま立ち上がって小毬さんを襲おうと思ったが、流石に甘かった。椅子に両手両足が拘束されて完全に身動きが取れなかった)

理樹「こ、これは…!!」

来ヶ谷「残念だ少年。何があったか知らないが君がこんな事をしでかすとはな……一応本人の要望でこの事は口外しないことになっている。ラッキーボーイだ」

理樹「うっ…は、離してよ……ああっ!」

理樹(高速を解こうと激しく悶えたのでバランスを崩し、無様に椅子とともに横へ倒れた。当然立ち上がるための術を持ち合わせていないので倒れたまま2人を見上げる形になる)

理樹「うぐっ……」

来ヶ谷「訳を話してもらおうか」

理樹(思わず僕の元へ駆け寄ろうとする小毬さんを片手で来ヶ谷さんが引き留めた。そうさ、僕みたいな人間に歩み寄る情などない)

理樹「訳…訳か…確かに最初はあったかもしれない。だけど途中から、そんなものはただの自分を納得させるための免罪符に過ぎなかった……多分、その理由が消えたとしてもやはり僕は小毬さんに……甘えていたかもしれない」


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