過去ログ - 唯「さいきょう!」
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16:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 19:30:51.66 ID:GNwMhC04O
律VS 純

律が素早いジャブで牽制すると純は側転で身を翻してそれをかわした
あまりの素早さに律は追撃を躊躇った
側転なんて大きな回避行動のくせに隙が殆ど感じられない
純がペースを上げると律はより守備的な構えで純を迎え撃つ
独特なリズムから純の蹴りが律の脇腹目掛けて飛んでくる
これくらいならとガードをするとそこを起点にして体を回転させる様に反対側の側頭部へ蹴りを繰り出す

スウェーでは深すぎて避けられない
そう感じた律は片手を上げて側頭部をガードする
ズシンと体重の乗った蹴りにやや押されるが、ダメージは無い
だが純が屈んだかと思うと休む間もなく水面蹴りが律を襲う
片足を上げてその蹴りを流す
パチン!と律の足に純の蹴りが当たる
ダメージなんてお構いなしとばかりに蹴りを流した律が前へ出る
素早いステップインからボディへ目掛けて斜め下からパンチを繰り出す

いきなり頭なんて狙っても純には当たらないと思ったのだろう
的の大きな体幹目掛けて渾身のボディブロー
ステップしながらガードでボディブローから身を守る純
律の体格ではそう重たいパンチは来ないだろうと予想してた純が思ったよりも威力のあるボデ ィブローに少し驚きの表情を表す

逃すかとばかりに律は追撃の態勢を見せる
間合いを詰め、フックで純の顔を狙う
純は軽やかに上体を反らしてそれをかわす

だが、これは律の布石

律「パンチだけと思ったら大間違いだぜ」

上体を反らしての大きな回避の隙を律のミドルキックが的確に純の脇腹を捉える

かに、見えた

ミドルキックの勢いを[ピーーー]と同時に被弾した勢いを生かして純はまたしても 側転でそれをかわす

律はまるでフワフワ舞っている紙か綿かと闘ってるみたいな気持ちになった

だけど今の一撃は威力を殺し切れてなかったはずだ

律は息と間合いを整えて純を真正面に見据える


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