37:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/25(木) 14:46:46.82 ID:+9rVcFK0O
平沢 憂
お姉ちゃんは見たことも無いような顔をしていた
怒り
お姉ちゃんがただ一つ
私や家族に見せたことの無い感情だった
男がお姉ちゃんに近づく
「悪いけど今とりこ.....」
取り込み中だと言いたかったのだろう
そういい終える前にお姉ちゃんは男の股間を蹴り上げていた
「何してんだテメェ!」
そう言いながらもう一人の男がお姉ちゃんに飛びかかった
お姉ちゃんを捕まえたと思ったら
その男は崩れ落ちた
膝がみぞおちに入っていた
男は泡を吹きながら苦しそうにモゾモゾしている
主犯格でもあるサッカー部の先輩は私から離れてお姉ちゃんに向き合う
油断しなければ所詮女
負ける筈がない
そう思ったのだろう
ジリジリと近付きお姉ちゃんより長いリーチを生かしてパンチを出す
お姉ちゃんは男のパンチをかわすとそのまま腕を取って男の脇を固めた
ギリギリと間接の稼働方向とは逆に腕を曲げられ男は苦悶の表情を浮かべる
「違うんだ!違う!」
お姉ちゃんはまるで聞こえて居ないかの如く男の腕を更に締め上げた
バキッ
鈍くて嫌な音が辺りに響いた
ギャア、とのたうち回る男を見下しながらお姉ちゃんが言う
唯「何してんだ?だって?」
のたうち回る男の顔を思い切り蹴り上げお姉ちゃんは言った
唯「ゴミ掃除だよ」
お姉ちゃんに蹴り上げられた男はピクリとも動かなくなった
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