38:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/25(木) 14:57:53.70 ID:+9rVcFK0O
平沢 憂
私はお姉ちゃんに助けられた安堵感で気を失った
気が付くとそこは自分の部屋の自分のベッドの上だった
時計を見るともう夜中だった
私の横にはお姉ちゃんが上半身だけベッドに乗せて寝ていた
私の手を繋いだまま....
寝言で私の名前を呼ぶお姉ちゃんを私は抱き締めた
私はやっと気付いたのだ
小学校の頃も私にちょっかいをかけて来た男の子がいた
好きな子をいじめると言うアレだ
ただ、日増しにその行為が酷くなり私は学校に行くのが憂鬱になっていたのだ
そんなある日
お姉ちゃんが砂だらけの傷だらけになって帰ってきた
お姉ちゃんは転んだと行っていた
次の日から私にちょっかいをかけていた男の子は嘘の様に私に手を出さなくなった
そうやって私の知らないところで
お姉ちゃんはいつも私を守ってくれたんだ
お姉ちゃん....
私は泣きながらお姉ちゃんにしがみついた
唯「憂〜苦しいよ〜」
お姉ちゃんが声を上げるのも構わずに私は抱きついた
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