過去ログ - 唯「さいきょう!」
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48:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/28(日) 18:34:02.63 ID:fmBkqfKeO
唯VS憂


憂が立ち上がると二人の攻防は激しさを増した

憂が距離を詰めるのに合わせる様に唯が牽制のローキックを放つ

憂は足を上げてこれを流す

パァン、と小気味良い音が響く

憂は面食らって距離を離す


先程のパウンドもそうだが唯の攻撃はかなり洗練されていた
憂があの手この手で翻弄していなかったら明らかに唯に分があるだろう

事実、今のローキックは流したにも関わらず足が痺れる程のダメージ

正攻法では不利

憂はそう感じた

唯は憂が距離を置いたのを見て打撃を嫌がったなと的確に判断する

ならば、と距離を詰める


憂も反応して構える

唯が素早いステップインから鳩尾目掛けての正拳突き

あまりの早さに避けきれず肩の辺りに正拳突きをもらう

ズシリと重い

さらに唯は攻撃を仕掛けてくる

肩の打撃に意識を取られた憂へ再びローキック

憂は足を上げて流すもそのダメージは流しきれない
苦悶の表情を浮かべる憂の顔面に唯のストレートが飛んでくる

ところが唯は目の前を光によって照らされ視界を奪われる

目が眩む唯に憂はミドルキックを叩き込む
脇腹のダメージで唯の体勢が崩れる
そこへ憂の追撃が襲う

体勢が崩れて低くなった頭へハイキック

いまだに目が眩んでいるのと、ダメージで体勢が崩れている唯にそれを避ける術は無い

まともにハイキックを喰らった唯は後ろへと倒れこむ

ようやく眩しかった視界が戻ると、目の前に憂は居なかった

後ろに気配を感じて対応しようとするも既に遅く、唯は憂に後ろからガッチリと動きをロックされる

バックをとられた

この状況の不味さは格闘技をやったことのある者なら恐ろしいほどにわかるだろう

唯の後ろから憂が襲いかかる


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