98:名無し ◆4v8YI6cjUrA8[saga]
2016/03/05(土) 16:38:39.38 ID:2Pu2RYmpO
琴吹 紬
私が小さな頃から嫌いで嫌いで仕方なかった習い事の護身術
その教えは様々だった
日常の過ごし方から教わり、護身用のスプレーやスタンガンの使い方
そして近接格闘術だ
私を守る執事達が倒れ
護身用の武器を失った時
最後に残された自衛手段が私自身が闘う事だった
柔術
相手に掴みかかられたり、自ら掴みかかり相手の間接を固めて無力化する格闘技
南米の出身の方で高名な指導者が私に小さな頃から定期的に指導をしてくれた
やりたくない気持ちを抑えて
私は自分の立場を考えて真面目に鍛練に励んだ
一財閥の一人娘
親だけでは無く大勢の人間から期待され、心配され育てられてきた
少しでも皆の心配や負担を無くすために私は強くなる努力をした
持ち前のパワーと、真面目な取り組みのおかげで中学を卒業する頃には指導者の満足するレベルまで私は上達していた
一度もその技術を使うこと無く私は今まで生きてきた
そして
りっちゃんのあの一言で私の秘められた欲望が目覚めたのだ
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