過去ログ - 少年「ぼくんちに勇者様が一泊した」
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24:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:26:05.12 ID:gNZNa3Oko
手紙の内容は――
25:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:28:09.24 ID:gNZNa3Oko
手紙を読み終えたぼくの目から、ぽろぽろと涙が出た。
お父さんとお母さんはぼくを心配してくれたけど、
26:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:31:47.99 ID:gNZNa3Oko
手紙のおかげで、ようやくぼくも勇者様はもういないってことを受け入れることができた。
27:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:34:42.09 ID:gNZNa3Oko
ぼくと勇者様が出会ってから一年……町はすっかり活気を取り戻していた。
28:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:39:59.34 ID:gNZNa3Oko
馬に乗り、剣を腰につけた立派な服装の人たちが大勢いる。
偉い人たちなんだな、と偉い人を見たことがないぼくにもすぐ分かった。
「探せっ!」
29:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:45:20.23 ID:gNZNa3Oko
「なにかあったんですか?」
「実は……勇者殿は生きておられたんだよ! 重傷を負ってたらしいがね!」
30:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:47:34.19 ID:gNZNa3Oko
ぼくは走った。
31: ◆tUBPX1YIN.[saga]
2016/02/21(日) 19:50:12.74 ID:gNZNa3Oko
息をはずませて二つの岩までたどり着いたぼくを迎えてくれたのは、あの声だった。
32:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 19:52:31.73 ID:Bz60tYpEo
乙
いい話だった
33:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 19:52:42.97 ID:0ILXnveCo
こういうの好きだわ。
乙
34:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 19:54:06.92 ID:E/V/SELEO
乙
手紙の所で不覚にもうるっとなった
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