1:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:19:11.00 ID:7XW2JPDc0
アイドルマスターシンデレラガールズの
北条加蓮とプロデューサーを題材にしたお話
地の文あります。
慣れてないから不手際あったらごめんね。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:20:54.62 ID:7XW2JPDc0
「あー、寒かった寒かった……」
「寒かったな。あ、2人です。出来れば奥の席でお願いします。」
冬のある日、撮影の仕事帰りに時間があったので、加蓮と喫茶店に寄った。
3:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:22:16.49 ID:7XW2JPDc0
ちぇーっとバツが悪そうな顔をする加蓮を宥めながら、手早く紅茶とケーキのセットを2つ注文した。
別に、俺はケーキを食べたい気分では無い。だが注文しないと加蓮が
「ほらほら、美味しいからプロデューサーも食べて食べて。 ほら、あ〜ん♪」
4:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:23:17.16 ID:7XW2JPDc0
しばらくして、注文したセットが届けられた。今日は大きないちごが乗ったショートケーキのようだ。
ありすが知ったら喜びそうだなー等と笑っていたら、前に座っている加蓮から、不機嫌そうな視線が飛んでいる。
「プロデューサーって、すぐ他の子のこと考えるよね」
5:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:24:39.67 ID:7XW2JPDc0
「まあねー。付き合いも長いし、すぐその辺の子に手を出すような女好きだしねー」
「……誤解を招きかねない言い方はやめてくれ」
6:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:27:02.72 ID:7XW2JPDc0
なんて思っていたら、加蓮は備え付けのシュガーを取り出し、紅茶に混ぜていた。
「砂糖、入れるんだな」
7:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:27:58.37 ID:7XW2JPDc0
「プロデューサーって、そういうとこ子供だよね」
「な、なにぃ!?」
8:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:28:45.98 ID:7XW2JPDc0
俺はわざと子供っぽくそっぽを向きながら、紅茶を飲む。
「ふん、どうせ子供だよ。子供だからこうやって大人びてるのさ」
9:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:30:13.80 ID:7XW2JPDc0
加蓮は、みんなは今売れている。俺の営業が成功した結果だし、みんなの魅力が世間で認められている証だから、素直に嬉しい。
ただ、こうして他愛の無い会話をする機会は以前より格段に減ってしまっている。
嬉しいけれど、少し寂しい。アイドル同士の仲はどんどん仲良くなっていくが、俺自身はどうだろうか。
10:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:31:06.56 ID:7XW2JPDc0
「…………暇だったらな」
「そうだねー、これからもっと忙しくなりそうだもんね♪」
11:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:32:12.77 ID:7XW2JPDc0
おまけの数日後
「んー、少し休憩するか〜……」
12:名無しNIPPER
2016/02/23(火) 19:32:55.24 ID:7XW2JPDc0
終わりです。ありがとうございました。
依頼出しておきます。
13:名無しNIPPER[sage]
2016/02/23(火) 20:24:24.16 ID:/IY2HJIF0
おつー
14:名無しNIPPER[sage]
2016/02/23(火) 22:58:38.35 ID:zRayQl6to
おつおつ
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