過去ログ - 如月千早の今日思ったこと (2)
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56:1 ◆0NR3cF8wDM[saga]
2016/03/18(金) 01:01:09.23 ID:rdGueqKz0
○月○日
星井美希という女の子
こんにちは。如月千早です。
今日は美希と一緒にボイストレーニングを行いました。
私も美希も元々午後からはお休みだったのだけれど、美希の方から自主トレに誘ってくれたのです。
ふふ、それだけのことなのに、なんだかとっても嬉しくて。
ついつい熱が入ってしまったけれど、しっかり最後まで付き合ってくれた美希には感謝しなくちゃね。
今日はそんな彼女、星井美希について少しお話したいと思います。
春香たちばっかり千早さんのブログで扱ってもらってずるいのー、とのことですので。
言い訳をさせてもらえるのなら……決して、美希を蔑ろにしていたわけではありません。
むしろ思うところがあり過ぎて、それが私にとっても大きな意味を持っていて、なかなかこの場でまとめる勇気が持てなかったというのが正直なところです。
私の中にあるものを上手く言葉にできるのか、こうやってキーボードを叩いている今でさえ不安な気持ちがあります。
普段以上に不器用で長い文章になってしまうと思うけれど、ご容赦くださいね。
天才。
美希を表現する時によく使われる言葉です。
多分、それは間違っていないのでしょう。
頑張らなくてもある程度のことはできてしまう。それが星井美希です。
だからかつての美希はなかなかやる気が上がらなくて、レッスンなどもおざなりだったように思います。(それでも人並みかそれ以上にはこなしてしまうのですけれど)
そんな彼女も、「ある程度」以上の世界を知って、頑張ることができるようになりました。
畏れ多くも、私の歌もそのきっかけの一つだったのだそうで、美希の力になれたのなら私も嬉しいですね。
以前、私は春香のことを「本当のアイドル」と称しましたが、間違いなく美希もそれに値すると思います。
歌、ダンス、ビジュアル、頑張る美希に隙はありません。
と、ここまでが、一般によく知られるアイドル星井美希の評価となりましょうか。
まぁ、多少の身内贔屓はあるかもしれないけれど。
さて。
改めて、私から見た星井美希という女の子は、なんというか、とても不思議な存在です。
人にはそれぞれ、凡そ決まったイメージがあると思います。万人共通の印象というか、立ち位置というか。
うちの事務所の中でいうなら、常に前向きでいつの間にかみんなの中心にいる春香、いたずらっ子だけど根はとても優しい真美、動物好きでいつも元気だけど実は寂しがり屋な我那覇さん、思いやりがあり少し内気だけれど芯はとても強い萩原さん、といった具合に。
多分これは(多少の例外はあるにせよ)うちの事務所の誰に聞いても似たような答えになってくると思います。
だけど。
美希の場合は、少し違っていて。
言葉にするのが難しいのだけれど、その人が「美希にはこういう風にいて欲しい」と思う姿、それがそのまま美希への印象、立ち位置になっているような気がします。
表現が下手でごめんなさい。例えを出した方が早いでしょうか。
春香にとっての美希は「負けたくないライバル」
真美にとっての美希は「亜美とは違う感じの悪友」
我那覇さんにとっての美希は「一緒に戦う仲間」
萩原さんにとっての美希は「ちょっと手がかかるけどそこも可愛い後輩」
あくまで私の勝手な見解なので、今例に挙げた四人本人からすると全く的外れなものになっているかもしれません。私からはそう見える、ということです。
ライバルを求める春香にはライバルとして、悪友を求める真美には悪友として、仲間を求める我那覇さんには仲間として、可愛い後輩を求める萩原さんには可愛い後輩として。
もちろん、美希にその自覚は無いでしょう。
無意識の内に誰かの求める存在となりうる、とでも表現しましょうか。
それこそが、美希の持つカリスマというか、自然と人を惹きつける魅力に繋がっているのではないか、と思うのです。
そして。
私、如月千早にとっての星井美希は――
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