過去ログ - タイトル未定
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3:
2016/02/25(木) 11:44:24.98 ID:RwKagqDYo
「どうして俺は、生きてるんだろう……」

こんな世界に価値なんてあるのだろうか? ただ、日々をのうのうと何もせず生きている俺に価値はあるのだろうか? 死んだ方が社会のためなのではないだろうか? 死にたい。自[ピーーー]るための道具はたくさんそろえた。でも一度も実行に移したことはない。俺はただの臆病者だ。神様がいるなら、早く俺を殺してくれ。



4:[saga]
2016/02/25(木) 11:44:58.21 ID:RwKagqDYo
「殺せよ! そうやって空から嘲笑っているんだろう!? 頼むよ……」

誰もいない部屋で、そう懇願する。

「薬飲まなきゃ……」
以下略



5:[saga]
2016/02/25(木) 11:45:29.93 ID:RwKagqDYo
「うわっ」

携帯を付けると同時に、電話が鳴り響いた。親父だ。こんな時にもかかわらず、どこぞの研究機関で研究を続けている駄目親たちが今更何の用だろうか。


以下略



6:[saga]
2016/02/25(木) 11:46:12.97 ID:RwKagqDYo
安価

電話に出る OR  電話に出ない

>>6


7:名無しNIPPER[sage]
2016/02/25(木) 12:07:50.94 ID:XqF3hWZb0
>>6


8:[saga]
2016/02/25(木) 12:13:06.99 ID:RwKagqDYo
あぁ……、間違えました。
>>9でお願いします


9:名無しNIPPER[sage]
2016/02/25(木) 12:17:02.49 ID:6pHit03To
でない


10:[saga]
2016/02/25(木) 12:54:09.77 ID:RwKagqDYo
>>9
了解しました。


11:[saga]
2016/02/25(木) 12:59:19.65 ID:RwKagqDYo
(出ないを選択)

今は話したい気分ではない。無視しよう。それから何回にもわたって、電話が鳴り響くので、俺は携帯電話の電源を切った。



12:[saga]
2016/02/25(木) 13:00:17.69 ID:RwKagqDYo
それから、三日後。同じ研究員の黒沢から両親が実験中の事故で亡くなったことを告げられた。あの時電話に出ていたら、この結果が変わっていたのかもしれない。そう思うと、俺は自分が嫌になった。


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