31:1[saga]
2016/02/25(木) 16:05:45.72 ID:RwKagqDYo
それから、三日後。同じ研究員の黒沢から両親が実験中の事故で亡くなったことを告げられた。あの時電話に出ていたら、この結果が変わっていたのかもしれない。そう思うと、俺は自分が嫌になった。
32:1[saga]
2016/02/25(木) 16:06:16.24 ID:RwKagqDYo
「どうして、出なかったんだ……」
そうして、俺は今日も日々を後悔しながら生きていく。
BAD END 1 「いつもの日常」
33:1[saga]
2016/02/25(木) 16:07:02.41 ID:RwKagqDYo
>>23 から選択肢をやり直します
結果が分かっていても何度も同じ選択をする気持ち分かります
34:1[saga]
2016/02/25(木) 16:07:41.96 ID:RwKagqDYo
電話に出る OR 電話に出ない
>>35
35:名無しNIPPER[sage]
2016/02/25(木) 16:10:52.67 ID:lMxZj6elo
せっかくだし出る
36:1[saga]
2016/02/26(金) 10:40:56.65 ID:ktAaIXIJo
>>35
了解しました
37:1[saga]
2016/02/26(金) 10:41:42.97 ID:ktAaIXIJo
(出るを選択)
「もしもし」
普段、電話ほとんどかけてこない親が掛けてきたという事は、何かあったのかもしれない。
38:1[saga]
2016/02/26(金) 10:42:21.50 ID:ktAaIXIJo
「町はずれの灯台まで来てくれ」
親父はそこまで言って、電話を切った。
「行かなくちゃ……」
39:1[saga]
2016/02/26(金) 10:43:16.61 ID:ktAaIXIJo
「ここだな」
灯台の扉を開けて中に入る。そういえば、ここを昔、秘密基地にして遊んだっけ? 懐かしい思い出がよみがえってくる。
「親父ー、母さん?」
40:1[saga]
2016/02/26(金) 10:43:59.55 ID:ktAaIXIJo
「これって確か……」
灯台の中に立てて置かれた缶があった。確か、ずっと前に、親父がこういう形の録音機を作って、俺に見せつけてきたことがあった。もしかすると、これは例の録音機かもしれないと思って、俺はそれを拾い上げた。
「使い方は確か、プルタブを上げるんだっけ……」
41:1[saga]
2016/02/26(金) 10:44:30.87 ID:ktAaIXIJo
「最上階か……」
昔は随分高いところにあった気がしたが、今ではそうでもないような気がすると、上を見上げてそう思った。気が付かないうちに俺も大人になってしまったんだなと感じて、俺は少し寂しい気持ちになった。
「ふう……」
183Res/60.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。