9: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/26(金) 01:53:53.64 ID:w8NXKRp60
日の光を柔らかに反射する透き通るような白い肌に、薄幸そうな顔立ち、
それらがほたるの纏う儚げな雰囲気と合わさって、何かこう……人の庇護欲を刺激するのだ。
この魅力が、ファンの心を掴んで放さないのだな。等と、そんな彼女の横顔を眺めながらPが考えていた時だ。
そんなPからの視線に気がついたほたるが、少しばかり困った表情になり。「あの、なにか……」と小首を傾げる。
「いや……なに、本当に具合は大丈夫なのかと思ってさ」
まさか、彼女の横顔に見惚れていたとも言えず、Pは笑って誤魔化すと、視線をまた前へと戻した。
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