過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―3―
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643: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/04/29(金) 00:14:36.85 ID:Sr/oS/CP0
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「はぁはぁ、傷口広くして、そこに、はひぃ、はひっひ、す、すごくきもちぃぃぃんだろうなぁあああ」
「どーどーどー。今はやめときなさいよ。晴れ姿を焼き付けできたら、好きにして構わないから。まずはその貧相な体を隠してる布切れ、ひん?いちゃいな」
「あああああ、早く。早くやりたいなぁ。げへへ」

 触っていた指が容赦なく胸元に掛かり、力任せに服を引きちぎる。胸が乱暴に揺れて、さすがの恥ずかしさに頭を垂れた。痛みで体中が敏感になっているから、仕方ないとしても、その、主張してるのを見られるのはすごく嫌だ。

「はははっ、なになに、傷口触られて感じちゃったの? この男といいコンビになれそうね」
「ひひはふ!!!!」
「ふふっ、あなたが変態なら、オカマちゃんも変態さんでしょうね。傷口弄られて感じちゃう、そんなドMなんだから」
「ふぐっ、ーーーっ!!! っ!!!」

 服の肩掛けを破り捨て、そのまま母さんに編んでもらった三つ編も無理やり解かれる。
 下ろした髪の毛が前に垂れて乳房を隠して、髪の先端が触れた時、少し甘い声が漏れた。そのタイミングに男が爪を立ててスカートに手を伸ばしていたので、男の顔が嬉しく歪む。
なんていうタイミングで声出してんのよ、あたしは……

「なんだいなんだい、やっぱり無理矢理が好きなんじゃないか」
「ほ、ほれはひはう、ひはふは!」
「まぁ、違おうと違わないと別にかまわないわよ。だって、焼き付けが終わればあんたは用済みなんだもの。記憶の片隅に、無理やりされるのが好きな乳臭い淫乱がいたことくらいは覚えておいてあげる」

 言われたい放題であると、最後にスカートが音を立てて引き裂かれる。まだ生え際くらいなあたしのそこを見せないように太ももを摺り寄せる。そうして恥ずかしさに悩んでいるあたしを男と女はとても楽しそうに見つめていた。片方は欲情を含め、片方は加虐性を含めて。

「いいわ、必死さが伝わってきて。まるで生きてるみたいに見えるはずよ、もうその頃には死んじゃってるだろうけどね」
「なぁなぁ、は、はやく、してくれよぉ、もう、おれ、こいつで、がまんする、からよぉ」
「はいはい、でも、安心しなさいよ。最後にあのオカマちゃんも食べさせてあげるから……。ふふっ、二人揃っておんなじ男に汚されて死んでくなんて、本当にお似合いね」

 何がお似合いだ。ここで死ぬことが似合うのはあたしだけで十分、そもそもフォレオだって、その焼き付けが終わった後にあたしが生きているなんて思わないはずだし、レオン王子は政をちゃんとやり遂げるはず。
 結局、あたしが死んでもフォレオが死ぬことはあり得ないし、あんたたちの勝ちになるわけがないのよ。


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