過去ログ - 岡崎泰葉「恋と」 宮本フレデリカ「愛」
1- 20
7: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:48:24.72 ID:sFLJ5X+D0
限度はないのかこの娘には……、と内心思わずにはいられなかった。

恋の相手について聞いてしまった以上、はいそうですかで終わりにするわけにはいかない。

それなので泰葉のバレンタインチョコづくりを手伝うことにした。
以下略



8: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:49:22.39 ID:sFLJ5X+D0
この手作りチョコについて、ひとつづつ説明していこう。


まずでかい、とにかくでかい。

以下略



9: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:49:56.07 ID:sFLJ5X+D0
「いいんじゃないかな。フレちゃんもきっと喜ぶよ。」


……まあ仕方ないね。

以下略



10: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:51:35.91 ID:sFLJ5X+D0
「告白がうまくいかなくてもそれはそれで仕方ありません。人の気持ちを無理矢理変えることなんてできませんから。

でもそもそも『告白と気づかれなかったら』。こんなつらいことはないじゃないですか……。」

「えっと……。よく分からないけど難しく考えすぎじゃないかなあ?フレちゃん変わってはいるけど人の気持ちはちゃんと分かる人だし。」
以下略



11: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:52:41.96 ID:sFLJ5X+D0
「これ受け取ってください!」

フレちゃんとあたしが事務所にきたとき女の子がそんなことを言ってずいぶん大きな箱を渡してきた。

神様からの贈り物のひとつであるあたしの嗅覚は箱からただようチョコレートの香りを感じ取っていた。
以下略



12: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:53:16.60 ID:sFLJ5X+D0
まずいまずい、思わず口に出していた。

目の前の女の子、いやまあ岡崎泰葉嬢なんだけどね、その子が怪訝そうな顔をしてきた。


以下略



13: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:55:37.29 ID:sFLJ5X+D0
「わざわざ協力していただいたのにすいません……。」

社内カフェテリアで泰葉はそんなことを言った。

「いや、別に謝ることじゃないよ。」
以下略



14: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:56:17.58 ID:sFLJ5X+D0
「…あれ?」

「どうかしましたか?」

「あたしがもらったのと箱がちがう」
以下略



15: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:57:53.48 ID:sFLJ5X+D0
「これ凄いね!シキちゃん!」

「ほんと凄いね、これは。」


以下略



16: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/05(土) 15:58:29.26 ID:sFLJ5X+D0
「フレちゃんは泰葉ちゃんのこと好き?」

「うん。大好きだよ!」

「じゃあ、あたしのことは?」
以下略



25Res/16.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice