過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」全国編
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◆2nrFb/cgFg
[saga]
2016/03/06(日) 21:12:00.63 ID:3gm8Hq2Do
「それじゃ、また明後日に駅でですよーぅ!」
東京に向けて出発する日を二日後に控えた俺達は、
いつものようにあの雀荘で練習をした後に慰労会というか決起会というか、とにかく全国大会頑張るぞパーティを行ったのだ。
5人だけのこじんまりとした食事会、とでも言った形ではあったが。
そうして駅で別れ各々の帰路へと着いたのだ。
俺はと桃子の家は同じ方向にあるから当然、二人きり。
いつも通りに桃子の家まで送り、俺は引き返す形で自宅への数分の距離を歩いていた……はずだ。
辿れる記憶は家のドアノブに手をかける直前で途絶えている。
そしてそんな俺の前、前? いや、手首や足首に妙な圧迫感がある。動かそうとするとジャラリという重い音。
気付いてみれば自分の体の上には柔らかな重量感もある。つまり、目の前の絃さんは俺の上に圧し掛かっているのだろう。
そして俺の手足は手錠か何かで拘束されている……?
俺がようやく状況を察したのだろうとみた絃さんが、熱い息を漏らしながら笑みを深めた。
「お目覚めね、京太郎さん。あなたが今どういう状態なのかは察しがついているでしょう。
優しいわたしはもう少し詳しく教えてあげるわね?
今京太郎さんは、わたしの寝室のベッドの上で手足を縛られているわ、裸で。
大丈夫、ちゃぁんと室温は調整しているから風邪をひくようなこともないわ。
桃子があなたを尾行していたけど、それもわたしの奇門遁甲で撒いておいたから助けなんて来ないわ。
ああ、ああ、心配なんていらないわ。そろそろ熟したようだから今日明日いっぱいあなたを食べようと思っているだけなのだから。
インハイ制覇はわたしも目標にしているもの、それをふいにしたりはしないわ。
だから安心して、わたしと快楽の園に身を浸しましょう……?」
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