過去ログ - 京太郎「美穂子姉さんは」美穂子「ぽんこつ?」【咲】
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1: ◆XjQJWeKg6g[saga]
2016/03/08(火) 21:23:48.63 ID:hZ3p4uCY0
俺には義理の姉さんがいる。


同じ金髪で、左右で違う色の瞳を持つおっとりとした少女。


特長をまとめると、そんな感じの姉さんは母性の塊だ。


優しい性格も、魅力的な微笑みも、甘い声も。


そんな姉さんは小さい頃から俺の世話を焼いてくれた。


「京太郎くん。はい、あーん」
「京太郎くん。大丈夫? けがはない?」
「京太郎くん。お姉ちゃんが勉強教えてあげるわね?」


だけど、ある時からそれは変わっていった


「京太郎くん。お姉ちゃんと一緒にお風呂入りましょう?」
「京太郎くん。……今日から京太郎って呼んでもいいかしら? その、私も名前でいいから……ね?」
「京太郎……一緒に寝よう?」


『一人の弟』への愛情は。


『一人の男』への愛情に。


まるで病んだように俺のことを想う姉。


「ふふっ……こうして体を結んでしまったらいつまでも一緒に居られるわね?」
「もう私のもの……」
「いっぱい愛し合いましょう……?」


だけど、俺の姉さんは――。


「美穂姉……」
「なに? 京太郎?」
「自分も一緒に縛ったら何もできないと思うんだけど」
「はぅっ」


――ちょっとだけポンコツだ。



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